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KM メルマガ − MAKEフラッシュ第1号〜第10号
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☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
MAKE フラッシュ
1号 2002/06/26
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ) MAKE事務局
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KMSJの中核研究会の一つである”MAKE”事務局からのお知らせです。
MAKEとは、第5研究部会で行なわれてきたMost
Admired Knowledge
Enterpriseの略称であり、英国teleos社の評価手法を用いて、Fortune500
などの一流企業のknowledge活用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。
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◆MAKE再出発
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MAKEは新体制で再出発しました。
今年度からMAKE研究会は新体制となり、新しい事務局の下、第三回のMAKE調査が
行われる事となりました。これを機にMAKE事務局では、MAKEに関連する
色々な情報を、手つくりのメルマガにて広く発信します。
◆今年度のMAKE活動
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
引き続き、日本で最も賞賛される知識企業の調査を実施します。
本年度は、調査回答者数300を目指します。
また、KMSJが企画している、国内各社のKM実施状況のアンケート調査も
MAKEで行ないます。
◆グローバルでのMAKE調査結果まとまる。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2002年度のグローバルでのMAKE調査結果がまとまりました。日本からはトヨタが
ベスト20内にノミネートされています。
http://www.knowledgebusiness.com/home/index.asp
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■ AsiaのKMに関する話題
またAsiaにおいてもKMへの関心が急速に高まっており、MAKEに関しても
韓国や中国との比較の必要性が叫ばれ始めています。
以下はMAKEとは直接関係ありませんが、2002年7月にシンガポールで
行なわれる第二回KMasiaのプログラムです。日本からもMAKE研究会のメンバーが
キーノートスピーカーとして呼ばれています。
http://www.kmasia.com/home/default.asp
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第1号 第2号 第3号 第4号 第5号 第6号 第7号 第8号 第9号 第10号 戻る
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MAKE フラッシュ
第02号 2002/07/15
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局
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KMSJの中核研究会の一つである”MAKE”事務局からのお知らせです。
MAKEとは、第5研究部会で行なわれてきたMost
Admired Knowledge
Enterpriseの略称であり、英国Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社
などの一流企業のknowledge活用状況を毎年評価する世界共通プロジェクト
です。
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□ 目次
[MAKE研究部会の活動から]
◆「上場企業に対するナレッジ・マネジメント導入状況調査」について
[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆MAKE−Japan(最も賞賛されるナレッジ企業調査)について
(MAKE研究部会座長、(株)熊谷組CS推進室部長 田中 孝司)
[KMをめぐる動き]
◆IRについての話題
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[MAKE研究部会の活動から]
◆「上場企業に対するナレッジ・マネジメント導入状況調査」について
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現在、部会では今年秋に行うMAKE-Japanに先立ち実施する「上場企業
に対するナレッジ・マネジメント導入状況調査」に向けて準備を進めており
ます。日本企業のKMに対する認識度についてのデータを収集し、今年で3
回目となるMAKE−Japanとも相関の度合いを分析する予定です。
具体的な内容は7、8月のMAKE部会定例会で決まります。詳細につい
てはこのメールマガジンを通じて、都度皆様にお知らせしていきます。
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[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆ MAKE−Japan(最も賞賛されるナレッジ企業調査)について
(MAKE研究部会座長、(株)熊谷組CS推進室部長 田中 孝司)
日本ナレッジ・マネジメント学会によるMAKE−Japan(最も賞賛される
ナレッジ企業調査)が今年秋で3回目を迎える。
MAKEとは「Most Admired Knowledge Enterprises」のことであり、
英国ロンドンに拠点を置くテレオス社がアンケート方式による企業評価シス
テムを構築して1998年より欧米を中心に毎年実施している。日本でも当学会
がこのアンケート調査の日本語翻訳権と実施権を得て、第5研究部会が中心
となって2000年より実施し、結果を学会年次大会で報告している。
この調査は「最も賞賛されるナレッジ企業」を8つのクライテリアとそれ
ぞれを10の成熟度で評価する点に特色がある。
1.ナレッジに関わる企業文化の確立
2.ナレッジマネジメントに対するトップマネジメントの支援
3.ナレッジベースの商品・サービスを開発・提供する能力
4.企業の知的資本価値の最大化による成果
5.ナレッジを共有する環境の効果的創出
6.継続的に学習する文化の確立の成果
7.価値とロイヤルティを向上させる顧客知識マネジメントの効果
8.株主価値を生み出すためのマネジメント実践力
また、調査対象はナレッジマネジメントに関する専門家としてナレッジマ
ネジメント学会員及び協力いただいているIR協議会会員、その他経営者や
学者などの有識者が選定されている。
現在、第5−MAKE研究部会では過去実施分データを含めた全体的な分
析や、独自の「上場企業に対するナレッジ・マネジメント導入状況調査」の
実施、それぞれの結果についての相関分析などを企画しており、次回の学会
年次大会では今までの総括を報告させていただくとともに、部会活動の成果
について最終的に本にまとめる予定である。
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[KMをめぐる動き]
◆ IRについての話題
http://www.jira.or.jp/2-3/2002_6.html
MAKE-Japanにも調査協力いただいている日本インベスター・リレー
ションズ(IR)協議会による「IR活動の実態調査」の結果が公開されま
した。これは企業側のIRに対する取り組みについての調査結果です。
また2002.6.19日本経済新聞では、機関投資家が重視する無形資産について
日本IR学会が実施した調査結果が報じられています。結果は以下の通りです。
1位 情報開示
2位 技術・知的財産
同率3位 IRコミュニケーション
同率3位 戦略・ドメインの選択
5位 ブランド
6位 組織
7位 人材と企業文化
8位 コーポレートガバナンス
9位 社会的責任
10位 財務戦略
日本IR学会の調査を実施した横浜国立大学の岡田依里助教授(MAKE
研究部会メンバー)は「知的財産やブランドは企業の成長性や将来キャッシュ
フローを示しており、機関投資家の将来志向の表れ。今後は、企業の無形資
産の価値を測定し、投資家に伝えるためのIR基準の開発が課題」とのコメ
ントを同紙に寄せています。
尚、同じ内容のものが「非財務情報とIR」というタイトルで、週刊東洋
経済7月6日号(P15囲み記事)にも掲載されています。
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[MAKEフラッシュ メールマガジン]
内容についてのご意見、ご感想などは以下のアドレスにお願いします。
学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)
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MAKE フラッシュ
第03号 2002/07/30
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局
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KMSJの中核研究会の一つである”MAKE”事務局からのお知らせです。
MAKEとは、第5研究部会で行なわれてきたMost
Admired Knowledge
Enterpriseの略称であり、英国Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社
などの一流企業のknowledge活用状況を毎年評価する世界共通プロジェクト
です。
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□ 目次
[MAKE研究部会の活動から]
◆KM・AsiaでのMAKEレポート
[特別寄稿]
◆6月11日KM東海研究会に出席して
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事長 森田 松太郎)
[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆書評−P.F.ドラッカー著「ネクスト・ソサイエティ」
(イワオカR&C 主任研究員 岩岡 保彦)
[KMをめぐる動き]
◆「2002年 Fortune グローバル500社」についての話題
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[MAKE研究部会の活動から]
◆ KM・AsiaでのMAKEレポート
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
7/16から18の間、シンガポールにて第2回KM・Asiaが開催され
ました。MAKE部会の7月例会では、日本からキーノートスピーカーとして
参加された野村総合研究所・山崎秀夫さんからの報告がありました。山崎さん
に、MAKEの国際性について話を伺いました。
「MAKEは世界的に有名です。例えばバックマン研究所の紹介では同社は数
々の賞を取ったが、とりわけ2000年と2002年にはMAKEのトップ企業に選ば
れたと司会者が紹介していました。
また、インドのタタスチールの講演紹介でも、同社はMAKEで票が入った
会社であると紹介されています。
その他何人かが講演の中でMAKEに言及していました。今や完全にKM企
業評価の指標のようです。
私も日本KM学会(KMSJ)の紹介の中で、日本ではMAKE調査を我々が請
け負っていると胸を張って説明しておきました。」
※第2回KM・Asiaの詳細については、次号から[MAKE部会メンバー
の寄稿]欄に山崎さんによる報告を連載する予定です。
<第2回KM・Asia 2002の紹介>
http://www.kmasia.com/home/default.asp
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[特別寄稿]
◆ 6月11日KM東海研究会に出席して
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事長 森田 松太郎)
6月11日にKM学会東海研究会が名古屋市において開催されました。研究
会はトヨタ自動車の白水副社長によるトヨタ自動車のデジタル・マネッジメン
トと横浜国大の岡田助教授によるインテレクチュアル・キャピタルの評価に関
する講演がありました。
白水副社長のデジタル・マネッジメントはナレッジの共有がその基本にあり
ます。大変有益な講演でしたので、印象に残った部分について報告いたします。
まずトヨタ経営の基本は豊田佐吉以来の三河魂がDNAになっているという
ことでした。この三河魂がトヨタの組織の隅々に浸透しているのが、トヨタの
一大特色とされます。このDNAに次の3つがモットーとなっています。すな
わち、
1.スリム化
2.シンプル化
3.見える化
の3つです。全てにわたりこの3つの考えを徹底しているということでした。
まず、KMと関係あるのは「見える化」であるとの指摘がありました。「見
える化」はKMでいわゆる形式化と同じである、つまり全てにわたりマニュア
ル化し誰でも工程が見えるようにしているとのことです。
一つの例として、車のフェンダー・ミラーについて説明されました。今設計
は手作業でなくすべてコンピュータで行われているので、いわば設計はバーチャ
ルであり、その設計を支えているのは過去の失敗経験の積み上げであるとのこ
とでした。フェンダーについて言えば約3万件の失敗経験がデータとして蓄積
されているそうです。新しいフェンダーの設計にさいし、その失敗経験が100%
生かされています。設計に伴う不具合発生の可能性は赤色で表示されるので問
題点の発見が容易になっています。
バーチャルによる設計は過日のフランス工場の設計においても生かされバー
チャルで設計し工場の操業をバーチャルで行い流れ具合をチェックし現在の工
場になったそうです。
データをデジタル化することで設計に際しての手作業が大幅に無くなり、結
果として自由に物を考える時間が生み出されました。この時間は次の創造的な
面に使われますからその効果は計り知れないものがあります。
この新しく生み出された時間こそ開発力の面でトヨタが世界において一歩も
二歩も先を歩く力になっています。
「見える化」はつまり知識の共有化に繋がります。世界中の従業員が同一の事
実にたいし同一の知識を共有することは、全ての面で品質レベルが向上するこ
とになります。トヨタ自動車は世界にオペレーションを展開しているので知識
の共有化は大きなテーマになっています。その問題解決の一手段が知識をデジ
タル化し共有化することで、それが「見える化」を推進している原動力になっ
ています。
「見える化」は又透明性のことでもあります。あらゆる面においての「見える
化」は会社の透明性を向上させトヨタの信頼性を強固なものにしています。
「見える化」、スリム化、シンプル化は言葉としては簡単ですがその実現に際
して伝統の三河魂DNAの存在は強烈なインパクトを持っています。会社の持っ
ている企業理念、企業風土のあたえる力を痛切に感じられた1時間半でした。
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[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆ 書評−P.F.ドラッカー著「ネクスト・ソサイエティ」
(イワオカR&C 主任研究員 岩岡 保彦)
第5部会の月例会は、メルマガ「MAKEフラッシュ」の編集会議でもあり、
いろいろな話題が飛び交います。
森田理事長から「ドラッカーの新刊ネクスト・ソサイエティが面白かった」
と発言があり、思っていたことを口にしたら
「それ面白い、書評として紹介して下さいよ」、
「ほな、書きまひょか」という軽いノリで引き受けました。
私がオススメするポイントは、この本の構成にあります。
全体で4部構成、21章あるのですが、どの章も「短篇読切り」になっていて、
何処でも好きなところから読み始めることができるのです。
最初から順に読み進めないと理解できない重たい書物が多い中で、この本は異
色です。
えっ、これが書評なの? 少しは中味も紹介してよ。ハイ。
著者の主張を短く言うと、
「IT革命や少子高齢化、先進国における人口減少など今まで経験したことが
ない大きな流れがある。ネクスト・ソサイエティでは、組織や個人にとって、
経済よりも社会の変化の方が重大な意味を持つ。その流れを知り、その基本に
沿った戦略をもって、その流れそのものをチャンスにしよう。」
ということです。
皆さんご承知の通り、著者はこれまでにも主にマネジメント分野で、いろい
ろ先端的な主張や予言をして、日本にも多くの信者がいます。
例えば、目標管理、民営化、顧客第一、ナレッジワーカー、ABC会計、ベ
ンチマーキング、コア・コンピタンスなどなど、今では常識みたいになってい
る概念を数多く提案してきました。
「ネクスト」とか「最新」という言葉は、時代が進めば意味が薄れますが、
「経済よりも社会」は21世紀初頭の考え方として残るものだと考えます。
<書誌的事項>
書名: ネクスト・ソサイエティ
著者: P.F.ドラッカー
訳者: 上田惇生
発行所:ダイヤモンド社
発行日:2002. 5. 23 初版
定価: 2200円
<岩岡さんの紹介−岩岡さんのHPより>
http://www1.sphere.ne.jp/iwaoka/family/yasu.htm
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[KMをめぐる動き]
◆ 「2002年 Fortune グローバル500社」についての話題
http://www.fortune.com/lists/G500/index.html
アメリカの経済誌Fortuneによる「Fortune グローバル500社」が7/7に
発表されました。
1位は米ウォルマート・ストアーズが昨年の2位から順位を上げました。サー
ビス業がトップになったのは初めてのことだそうです。日本企業は、昨年の104社
から88社へと大きく後退する結果となりました。トップはトヨタ自動車で10位
(前回10位)にランクされています。
トヨタ以外の日本企業は、三菱商事(12位)、三井物産(13位)、NTT(16位)、
伊藤忠商事(17位)が上位20社以内に入っています。
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[MAKEフラッシュ メールマガジン]
内容についてのご意見、ご感想などは以下のアドレスにお願いします。
学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)
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MAKE フラッシュ
第04号 2002/08/15
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局
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KMSJの中核研究会の一つである”MAKE”事務局からのお知らせです。
MAKEとは、第5研究部会で行なわれてきたMost
Admired Knowledge
Enterpriseの略称であり、英国Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社
などの一流企業のknowledge活用状況を毎年評価する世界共通プロジェクト
です。
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□ 目次
[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆第2回KM・Asiaに参加して<その1>
(野村総合研究所 兼 アメリカパテント大学
ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)
◆第5研究部会の2年間の活動を通じて
(東芝 研究開発センター 知識メディアラボラトリー 小金沢雄一)
[KMをめぐる動き]
◆知的資本指標の国際規格化についての話題
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[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆ 第2回KM・Asiaに参加して<その1>
(第1研究部会長、MAKE部会員、野村総合研究所 兼
アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)
7/16から18の間、シンガポールにて第2回KM・Asiaが開催され
ました。
昨年は野中先生が日本から参加されています。今年は私がキーノートスピー
カーの一人として招かれました。
米国からは有名なバックマン研究所のバックマン元会長、NASAのHolm
さん、クラリカ保険のSaint−Onge,欧州からはEUのナレッジプロ
ジェクトなどがキーノートスピーカーで参加していました。
さてシンガポールの第2回KM・Asiaでは、NASAから来た若い女性
代表がいきなり火星の表面の動画を映し出して、皆腰を抜かしました。
そもそも雰囲気は・・・、
何と英国風のフォーマルなカンファレンスで、みんなスーツを着てテーブル
クロスをかけた丸いテーブルが20個ほど用意されていて、最初は厳かな雰囲気
でした。(アメリカ流のカジュアルを想定したのですが、二日目から私も背広
に着替え、講演も背広で行ないました。翌日のワークショップ3時間の背広で
のプレゼンは、いささか疲れました。)
香港から来たスタンダードチャータード銀行の代表の女性は、講演の頭でい
きなりマーシャル・アーツの型のデモを始め、皆 なにあれ!!と言った雰囲
気でした。(このあたりから、完全に人種を超えてひそひそ話や大議論が各所
で見られ始めた。)
参加者1500人は地元シンガポール、マレーシア、インドネシア、豪州、ニュー
ジーランド、インド、タイ、香港といったところですが、メーカーに加え政府
機関や金融機関が多かったですね。
シーメンスのKMも見事なものでした。本当にコスモポリタンです。
有名なバックマン会長とプレス発表の場で色々と議論し、彼の講演も聞きま
したが、世界中の社員をイントラネット上でナレッジコミュニテイに巻き込ん
で社員の創造性を全面解放したナレッジワーカーを育てる、一杯特許をとる、
売上を上げると熱っぽく語っていました。
話題としては暗黙知はデジタル・ネット上で共有できるかとか、野中先生が
SECIモデルを発表されて7年経つので、ポスト野中研究を始めているとか
多彩でした。
尚、詳細は次回をお楽しみにお待ちください。
<第2回KM・Asia 2002の紹介>
http://www.kmasia.com/home/default.asp
<山崎さんが教授を務めるアメリカパテント大学の紹介>
PUAは10月1日開講 → http://www.patent-u.org/
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◆ 第5研究部会の2年間の活動を通じて
(MAKE部会員、
(株)東芝 研究開発センター 知識メディアラボラトリー
小金沢雄一)
2000年に本学会に入会し、第5研究部会の(KMの企業ランキングを行
うということで)募集があり、応募した。当時を振り返ると、日本で知識企業
ランキングを行うという画期的な試みであった訳であるが、「一体どうやるの
か?」、「本当にできるのか?」と、半信半疑で始めたというのが本心であっ
た。欧米では、CKO等の企業の中でのナレッジ統括員が明白であるため、ア
ンケートの回収率や回答の信憑性などは既にある程度の信頼度を得ているよう
であった。
(Teleos社 ホームページ:
http://www.knowledgebusiness.com/network/index.asp
)
しかし、日本では、まず、アンケートのパネラーの選定、質問事項を問う文
章の理解のし易すさ(日本語での解釈、いや、理解しやすい翻訳という言葉の
方がふさわしいかも知れない。)、アンケートの回収、集計、ホームページを
利用した集計システムの導入、FAQ作成等を、堀座長(現在の座長は、熊谷
組 田中氏)の下で、森田理事長、高梨理事から多くの援助、ご指導賜りなが
ら、第5研究部会全員で、議論してきた。
研究部員は、皆学会員から構成されており、KM自体に理解を示しているた
めお互いの知識の出し合い、研究のアイデアを創造的に取り入れる場であり、
意思疎通やお互い持つ情報や体験を研究を通じて共体験(共同化)することが
できたのではないかと思う。
すでに、既刊済みの2001年のナレッジマネジメント研究年報中の論文、
及び2001年度と2002年度の年次大会中での発表で、詳細は報告済みで
あるが、今年度からは、第5研究部会のメンバーがKMの標準化のための企画
に携わり、他部会や一般会員の中から意欲あるメンバーが集結して第8研究部
会という名前で研究活動も開始されている。日本のMAKEの結果は、Teleos
社ホームページでも紹介されており、MAKEのアジア版を作ろうと計画中で
ある。
参考文献:
日本ナレッジ・マネジメント学会年報2001年
第3号 資料
「最も賞賛される企業はどこか?
−最も賞賛される知識企業(MAKE-JAPAN )調査報告−」
回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■
[KMをめぐる動き]
◆ 知的資本指標の国際規格化についての話題
日刊工業新聞2002/8/7付は1面トップで経済産業省による「知的資本指標」
の策定に向けた動きを報じています。
各企業は企業価値を高めるべく、無形の知的資本の重要性に着目しています
が実際の活用方法については、自社分析の妥当性や他社との比較の困難性など
から多くが手探りの状態にあります。経済産業省は、客観的に把握しにくい企
業価値について、正確に評価できる環境を創り上げることを狙いとしています。
同省ではすでに「知的資本研究会」で知的資本の構成要素や企業評価の位置
づけを議論しており、今年度中に評価方法を確立、2003年度中に東証株価指数
のような”知的資本ベンチマーク”を策定する予定。評価方法を国際規格とし
て発信していく考えだそうです。
体系的・標準的な評価方法が確立していない領域だけに、同省の今後の動き
が注目されます。MAKE部会でも今後の活動における重要テーマの一つとし
て、同省による知的資本指標の国際規格化の動向をとりあげていく予定です。
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[MAKEフラッシュ メールマガジン]
内容についてのご意見、ご感想などは以下のアドレスにお願いします。
学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)
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MAKE フラッシュ
第05号 2002/08/30
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発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局
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KMSJの中核研究会の一つである”MAKE”事務局からのお知らせです。
MAKEとは、Most Admired Knowledge Enterprises
の略称であり、英国
Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社などの一流企業のknowledge活
用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。
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□ 目次
[MAKE研究部会の活動から]
◆アメリカパテント大学によるナレッジMBA教育について
◆第1回MAKEジャパン・フォーラムの開催について
[特別寄稿]
◆知的資本研究会
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事長 森田 松太郎)
[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆第2回KM・Asiaに参加して<その2>
(野村総合研究所 兼 アメリカパテント大学
ナレッジMBAスクール 教授 山崎 秀夫)
[他研究部会の活動から]
◆第1研究部会の活動報告(8月2日 レインボービル)
(野村総合研究所 兼 アメリカパテント大学
ナレッジMBAスクール 教授 山崎 秀夫)
[KMをめぐる動き]
◆MAKE Asia 2002年度最終候補者 決定!!
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[MAKE研究部会の活動から]
◆ アメリカパテント大学によるナレッジMBA教育について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
8月の定例会では、今年11月1日に開講するアメリカパテント大学につ
いての紹介がありました。米国の大学教育評価機関である世界大学協会(W
AUC)の認定も持つ同校では、社会人学生を対象にナレッジ・マネジメン
トに関する専門教育を実施することで、次世代の経営リーダーの育成を目指
しています。また、卒業生にはナレッジMBA(経営学修士)の資格が授与
されます。
アメリカパテント大学ナレッジMBAコースの主任教授でもある高梨智弘
日本ナレッジ・マネジメント学会専務理事にお話を伺いました。
「日本ナレッジ・マネジメント学会が後援する大学(ビジネススクール等)
の活動は2つあります。
一つは3年目になる法政大学エクステンションカレッジのCKO(知識統
括役員)資格認定研修です。もう一つが今年の11月からスタートするアメ
リカパテント大学の『ナレッジMBA』です。
後者は、米国の修士号を日本で、それも月曜日と火曜日の夜と土曜日の午
後のスクーリングでとれることに加え、経営経験や他経営関連資格(中小企
業診断士、情報技術者資格等、上記CKO資格を含む)を有する者に対して
大幅な単位免除を与えています。
さらにナレッジ・マネジメントに特化したMBA資格は日本で初めてであ
り、日経産業新聞他で取り上げられ、特筆すべき知的活動と考えられます。
時代の要請でもあります。
前例にとらわれず、ナレッジ・マネジメントの研究や普及に関わる活動で
あれば、学会として積極的に支援をしていきたいと考えています。
会員各位もあらゆる機会をとらえて、主体的な知的活動に参加して頂きた
いと思います。」
<アメリカパテント大学の紹介>
PUAは11月1日開講 → http://www.patent-u.org/
◆ 第1回MAKEジャパン・フォーラムの開催について
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今年10月に実施される2002年度MAKEジャパン調査に先立ち、MAKE
研究部会ではKM学会員を対象とした第1回MAKEジャパン・フォーラムを
企画、9月12日(木)に開催される運びとなりました。
経済産業省による知的資本への取り組み、ポスト野中理論に向けた国際的な
動きなど最新のKM動向を紹介する予定です。
今回講師としてお招きした株式会社アクセル・船橋社長は、経済産業省「知
的資本研究会」の中核メンバーであり、9月25日に早稲田大学国際会議場で
開催される「第1回知的資本経営シンポジウム」にも主催者として参画されて
います。
当日の詳細は以下の通りです。
日時:平成14年9月12日(木)18:30〜20:30
場所:飯田橋レインボービル1階A会議室
新宿区市谷船河原町11番地 電話:03-3260-4791
※会場地図は以下のURLを参照して下さい。
http://www02.so-net.ne.jp/~kmsj/rainbow.gif
内容:最近のKM動向の紹介
1.開会挨拶
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事長 森田 松太郎 氏)
2.経済産業省「知的資本研究会」の研究成果と今後の方向性
(株式会社アクセル代表取締役社長 船橋 仁 氏)
3.KMアジアにみる各国のKM事情
(野村総合研究所 兼 アメリカパテント大学
ナレッジMBAスクール 教授 山崎 秀夫 氏)
4.MAKEジャパン調査について
(MAKE部会座長、株式会社熊谷組 田中 孝司 氏)
尚、参加費は無料ですが多数の参加希望が予想されるため事前受付・先着60名
とさせていただきます。参加を希望される方は9月5日(木)までに下記窓口あて
にメール連絡を下さい。
参加希望の事前受付窓口:日本KM学会事務局アドレス kms@gc4.so-net.ne.jp
<9/25 第1回知的資本経営シンポジウムの詳細>
http://www.actcell.com/event/
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[特別寄稿]
◆ 知的資本研究会
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事長 森田 松太郎)
経済産業省において「知的資本研究会」が発足し、平成14年8月中にそ
の報告がまとめられる方向です。KM学会からは私が委員として参加してい
ます。
知的資本はインテレクチュアル・キャピタルとして知られていますが、す
でに北欧のスカンディア社が1995年に指標として発表しています。スカ
ンディア社はスウェーデンに本社をおく保険会社ですが、我々の学会との関
連で言えば、MAKEの調査において世界の中で8位にランクされることで
知られています。
会社の経営は、会社の有する全ての資産を使って行なわれていますが、財
務諸表に表されている資産は会計上の取引で仕訳された資産で、仕訳の対象
になっていないものは財務諸表に記載されません。いわゆるインテレクチュ
アル・キャピタルは会計上認識されませんので資産として計上されません。
例えば、スカンディア社でインテレクチュアル・キャピタルとして指標化さ
れている対象には次のものがあります。
@ビジネス・モデル
A組織構造資本
知的財産
プロセス
B人的資本
経営陣
従業員
C関係構造資本
ネット・ワーク
ブランド
顧客
スカンディア社の考えによれば、財務諸表に表された金額は木に例えれば、
幹とか枝・葉である。それに対して、インテレクチュアル・キャピタルは目に見
えない根の部分にあたるといっています。木は根が十分に発達していなければ良
い幹とか枝・葉が育たない。つまり目に見えない部分が大切であるということで
す。この様な考え方は、インテレクチュアル・キャピタルの大切さをよく表現し
ていると考えられます。
企業の経営においても、財務諸表に表れない財産であるインテレクチュアル・
キャピタルの充実が大切です。見えないキャピタルが充実していて初めて目に見
える経営成績や財政状態が改善されてきます。
(次号へ続く)
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[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆ 第2回KM・Asiaに参加して<その2>
(第1研究部会長、MAKE部会員、野村総合研究所 兼
アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)
@ 一番人気のシンガポール刑務所のナレッジマネジメント
さて前回もお伝えした通り、シンガポール周辺では政府機関などがKMに熱心に
取り組み始めています。
第二回KMasiaの報告ではシンガポール政府機関を代表して、何と”刑務所”が
KM活動の報告をして大人気を博していました。(ちょっと表現が古いかな (笑))
彼等がKMを始めたのは99年ごろからですが、きっかけはトーマスダベンポートの
”ワーキング・ナレッジ”を呼んだことだそうです。”それまで色々KMの書籍を読んだが
今ひとつピンとこなかった。この本で具体的な方法論に目覚めた。”そうです。
ところがところが、シンガポール刑務所のKMの特徴は、何と全てフェースツーフェース
中心で展開されている所です。
朝朝食を共にしながら色々なことをカジュアルに話し合う”アーリーバード・ミーテイング”
ジュニアオフィサーが集まって色々と知恵を出す”フェースタイム”
階層に関わらずみんながくつろいだ雰囲気で集まって交流し、テーマを議論する
”コーヒーコーナー”
・・・とまあ色々な人の交流が組み立てられていますが、目的は市民に対する
刑務所サービスの向上であり、そのために新しい発想を出し受け入れる、柔らかく
柔軟な組織を作る、ベストプラクテイスを広めると言った所です。
重点的に語られていたのはコマンドコントロール型の組織でこれまで上司の指示に
忠実に従うイエスマンを強いられてきたジュニアオフィサーに提案力を求め活性化を
計る行った所でした。
元は米国陸軍のAAR(アフター・アクション・レビュー)やレッスンズ・ラーントなどですが
これにピアーアシストなどの要素も入れた”学習する組織論”に基づくKMの原点を
見せてもらった気がしました。
なんとも微笑ましくセミナー会場では大人気でした。
A バックマン研究所のナレッジコミュニテイ
我が国でも5月にNHKが人気番組”変革の世紀”で何にも知らずに”マサチューセッツ
工科大学が推奨する未来組織のモデルがバックマン研究所のコミュニテイだ。”なんて
放送した為、一時期国内でも非常に有名になりましたが、KMの世界ではMAKEの常連として
誰も知らない人はいない企業です。ロバートバックマン会長が例のしわがれ声で
元気に講演をしていました。
彼の主張は明確でネットと市場経済を背景として社員をナレッジワーカーに育て
国境を越えた仮想チームなどネット上での交流を通して徹底してアイデアを出してもらい
社員の自己実現を通して特許を取ったり、スピード対応を実現して競争力をつけたり、
顧客満足を上げて売上増を狙うと言うものです。
フェースツーフェースがよほど嫌いなのか、F2Fと比較して・・・・と言う表現が講演中何度も
聞かれました。社員の通勤時間が勿体無い。社員のワークスタイルは86%がオフィスの外で
働いているものだ・・・・。
市場とネットを背景とした自律型人材の育成、最大限社員の創造性を引き出し、顔を合わせない新しい
ワークスタイルや社員像をと言う,people centricを唱える米国流第二世代KMの典型企業
と言った印象でした。
ちなみにバックマン会長に”暗黙知はネット上でも伝達されると思うか。”と聞いた所、
”ネットを使う子供達を見れば判る。思いがネットで共有できなければ子供達はネットなど
使わないだろう。”と答えてくれたのが印象的でした。
次回に続く・・・・。
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野村総合研究所 兼 アメリカパテント大学
ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫
PUAは10月1日開講。http://www.patent-u.org/
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[他研究部会の活動から]
◆第1研究部会の活動報告 (8月2日 レインボービル)
(第1研究部会長、MAKE部会員、野村総合研究所 兼
アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)
事例発表 ジョンソン・エンド・ジョンソンの企業ナレッジポータル
ナレッジエンジニアリング室 小野崎さま
・・・と言う予定だったのですが、J&Jさんでちょっとした問題が起こっ
て小野崎さんが急遽こられなくなりました。しかしそんなことで研究会を中止
する第1研究部会ではありません。説明内容は予め詳しく伺っていたため頂い
た資料を基に自分達だけで研究会を続けました。
ジョンソン・エンド・ジョンソンのメデイカルカンパニーの中心的なエチコ
ン事業部では、企業ナレッジポータルを使ったKMを始めて7ヶ月になります。
尚手術用の糸などが取扱商品です。営業先は病院や医院です。
約120人弱のSOHO型(直行直帰型)ワークスタイルを持つ営業部隊と
マーケテイングやセールストレーニング、そしてシェアードサービスの所謂本
部の人たちがKMの対象です。
内容は一番最後にある売上報告、受注報告、在庫報告、納期情報も含め、製
品群・プロジェクト別の情報発信コーナー、旬のネタバナー、社員の持ち回り
による気軽なエッセイ発表、そして最大に人気コーナー”リレートーク”など
で企業ナレッジポータルが構成されています。
自分達で社内のノウハウ発表会を社内ナレッジ学会と称して行なったり、事
業部長さんのリーダーシップが有効に働いています。基本は学習する組織論で
纏められていました。
最も面白いのはネット居酒屋と称されている”リレートーク”です。
これは毎週40件程度の投稿がありますが、すべてニックネームを使ってい
ます。ニックネームに切り替えてから発言数が5倍に跳ね上がったと言われて
います。事業部長も二通りの名前でKMに参加されていて、リレートークでは
一営業経験者としてニックネームで参加し、必要があるときには事業部長の本
名でホームページなどで指示を出しています。 (今流行りのペルソナ(仮名)
を実践されている訳ですね。(笑) )
この背景には営業社員が1−2ヶ月に一度しか顔をあわさないSOHO型の
ワークスタイルがあります。丁度夜帰ってきた社員が自宅からビールを飲みな
がらパソコン上で色々と教えあい交流するネット居酒屋ができている訳ですが、
フェースツーフェースでは出来ない凄い議論が繰り返されています。その司会
をナレッジエンジニアリング室の小野崎さんがされている訳です。コミュニテ
イ・コーデイネーターの役割が確立しているのが成功の原因のようです。小野
崎さんが10日も出張してリレートークをほったらかすと、途端に草花がしおれ
るようにリレートークの会話が弾まなくなってしまいます。
リレートークを始めて数ヶ月で報告、連絡、相談の流れが変わり、特に相談
はお互い同士が行なう流れになったため、中間管理職の存在意義が大きく問わ
れ始めました。(ナレッジコミュニテイが大好きな私から見ても国内でこんな
例他に有りません。)
又、組織改正や戦略議論などもネット上での議論により社員に解放され始め
ています。
第1研究会では規模が大きくなってもこのような試みは成功するのか?
今後の成長がどうなっていくのかなど活発な質疑が交わされました。
それにしてもネットワークを活用して本格的にナレッジワーカー(自律型人
材)を育成し、組織をネットワーク型に持っていこうとする、J&Jさんのよ
うな本格的な試みは、我々も初めてなので今後の成長が楽しみです。
さてJ&Jの小野崎さんには11月頃にでも改めて登場願おうと思っています。
その時には第9研究会と一緒にお話を伺いたいと思っています。
良いですよね、第9の座長の柳田さん??(笑) (もっと枠を広げてもいい
かな??(^o^ )ー~) )
柳田さんも今回の研究会には参加されていたのできっとイエスだと思います。
回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■
[KMをめぐる動き]
◆ MAKE Asia 2002年度最終候補者 決定!!
http://www.knowledgebusiness.com/resource/news_read.asp?id=1007
MAKEアジアの2002年度最終候補者となる18企業が決まりました。
日本からは10社がノミネート。2001年度MAKEジャパン上位企業が軒並
み入る結果となりました。なお、2001年度MAKEジャパンでトップだったト
ヨタは2002年度グローバルMAKEに選ばれた企業でもあります。
-- Asahi Brewery (Japan)
-- BHP Billiton (Australia)
-- Eisai (Japan)
-- Fuji Xerox (Japan)
-- Honda (Japan)
-- Infosys Technologies (India)
-- Kao (Japan)
-- NTT Data (Japan)
-- Pacific Century Cyberworks - PCCW (Hong
Kong)
-- Ricoh (Japan)
-- Samsung SDS (Korea)
-- Shiseido (Japan)
-- Sony (Japan)
-- Taiwan Semiconductor Manufacturing Company
- TSMC (Taiwan)
-- Tata Steel (India)
-- Toyota (Japan)
-- Wipro Technologies (India)
-- Woodside Energy (Australia)
この中からMAKEアジアの栄冠を手にするのは果たしてどの企業になるの
でしょうか。
注目の結果は10月17日に韓国・ソウルで開催されるワールド・ナレッジ・
フォーラムで発表される予定です。
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[MAKEフラッシュ メールマガジン]
内容についてのご意見、ご感想などは以下のアドレスにお願いします。
学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)
第1号 第2号 第3号 第4号 第5号 第6号 第7号 第8号 第9号 第10号 戻る
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
MAKE フラッシュ
第06号 2002/09/15
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局
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KMSJの中核研究会の一つである”MAKE”事務局からのお知らせです。
MAKEとは、Most Admired Knowledge Enterprises
の略称であり、英国
Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社などの一流企業のknowledge活
用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。
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□ 目次
[MAKE研究部会の活動から]
◆11月に第1研究部会、第9研究部会主催による
合同セミナー開催!!
[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆第2回KM・Asiaに参加して<その3>
(アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎 秀夫)
[KMをめぐる動き]
◆IMD 2002年度 世界競争力ランキングについての話題
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[MAKE研究部会の活動から]
◆ 11月に第1研究部会、第9研究部会主催による合同セミナー開催!!
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来る11/20(水)に第1,第9部会による合同部会をセミナー形式
で開催いたします。
本セミナーは第1部会と第9部会の人と知識の交流を目的として計画さ
れたものです。
その後第5研究部会(MAKE部会)から賛同および共催希望があり、
それなら今回に限りオープンな拡大部会としてもいいのではないかと言
う事になりました。
従って第1、第9合同分科会メンバーを基本とし、MAKE分科会から
の参加希望者を中心に参加を呼びかけますが、その他のKM学会員の方々
にもオープン参加を呼びかけたいと思います。
尚、参加希望者の連絡先は以下の通りです。
第9関係 柳田さん Kazuyuki.Yanagida@unisys.co.jp
第1関係とその他 杉浦さん tadashi_sugiura@nifty.com
日時:平成14年11月20日(水)18:30〜20:30
事例発表
1. ジョンソン エンド ジョンソンのナレッジマネジメント
2. 日本オラクルのナレッジコミュニテイを基本とした
企業ナレッジポータル
場所:インテリジェントロビールコ D会議室(63人収容可)
東京都新宿区揚場町2−1 軽小坂MNビル
TEL 3266-9311
※会場地図は以下のURLを参照して下さい。
http://www02.so-net.ne.jp/~kmsj/ruko.gif
【事例発表1】
ジョンソンエンドジョンソンのナレッジマネジメント
(同社ナレッジエンジニアリング室 小野崎さん)
ジョンソン・エンド・ジョンソンでは昨年末、企業ナレッジポータル
を立ち上げて、リレートークと言われる知識コミュニテイや学会発表な
どのセールスネタを中心に営業のKMを開始している。
同社の営業部隊は1−2ヶ月に一度しか顔を合わせない、SOHO形態を取っ
ており、ニックネームによる匿名のリレートークが中世の”ギルド”の
ようなお互い同士教えあう、役割を果たし始めている。そのような中で
中間管理職の役割が厳しく問われるなど、組織再編が始まろうとしてい
る。
【事例発表2】
日本オラクルのナレッジコミュニテイを基本とした
企業ナレッジポータル
(同社コンサルタント 砂金さん)
日本オラクルではこれまで赤の部屋、青の部屋など雰囲気のあるオフ
ィスつくりや顧客先に常駐している社員がいつでも”ワイガヤ”ができ
るよう変形机をおくなど主としてオフィスのレイアウトを中心にKMを実
施してきた。
今回企業ナレッジポータルを立ち上げ、プロジェクトの文書共有のよ
うな硬い領域とERPパッケージ担当がお互いにアドバイスを行うナレッジ
コミュニテイの立ち上げ、伝統的に入社二年目の女子社員が編集長を勤
める社内報の電子版を発行するなど柔らかい領域を組み合わせてKMの第
二段階を開始した。携帯パソコンとPHSを命綱とする社員は社内外の何
処からでも参加できる仕組みである。
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[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆ 第2回KM・Asiaに参加して<その3>
(第1研究部会長、MAKE部会員、
アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)
B 豪州(オーストラリア)政府、自治体のナレッジマネジメント
今回の特徴はオーストラリアやインドネシア、マレーシア、地元シンガ
ポールなど自治体を含む政府関係や病院などからの参加者が非常に多かった
のが特徴です。
豪州(オーストラリア)からはgovernment of Australia
の法務省(Dept. ofJustice)が選ばれて発表を行なっていました。ただこの
内容はあまりにもKMの定義を並べただけで余り参考にならなかったので、
早速得意の独自調査をその場で行なった結果現在、豪州(オーストラリア)
を中心に南アジアで取り入れられているナレッジマネジメントの動向がはっ
きりしてきました。
やはり学習する組織論に基づくものが多くしかもブリテイッシュ・ペトロリ
アムがモデルになっているようです。(第1研究部会の常連メンバーには、いず
れそっと詳しくお教えします。(笑))
全体はプロジェクトのビホア(実行前)、ホワイル(実行中)、アフター(実
行後)の三つに分かれています。リファレンスモデルとしては以下のように考
えられています。
●プロジェクトチームによるビジネスプロセスの実行を想定
●全体の実行プロセスは時間の経緯により三つに分割
@ビフォア(実行前)のプロセス
ピアーアシストと称される社内メンタリングにより、過去に実行され
た同様のプロジェクト実行経験者の話をactive listening
する。
目的はリスク回避、効率的なプロジェクト実行によるコスト削減が中心。
Aホワイル (実行中)
米国陸軍のAAR(アフターアクション・レビュー)を中心に自己反省
を細かく繰り返す。ウオ―ルームの白板などを駆使する。
必要に応じてピアーアシストを専門家に要求する。
B アフター (実行後)
レッスンズ・ラーンドにより、徹底した反省会を行いプロジェクト報告を
作成する。客観的に第三者的に行なう。
目的はプロジェクトの成否にかかわらない真実の発見と反省による知識の
蓄積の為、時間を掛ける。
豪州(オーストラリア)を中心とした流れは、学習する組織論の実行、フェースツー
フェース
中心であり、ナレッジコミュニテイ作りなどはまだこれからのようです。
次回に続く
.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:..:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*
:.
┳ξ 野村総合研究所上席研究員 兼 アメリカパテント大学
●●●┃ ナレッジMBAスクール 教授
●●/∴\ 山崎秀夫 (^_^)/(^_^)/
●( ∵∴) PUAは11月1日開講。http://www.patent-u.org/
 ̄ ̄
.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:..:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*
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回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■
[KMをめぐる動き]
◆ IMD 2002年度 世界競争力ランキングについての話題
http://www02.imd.ch/
今回は4月に発表された世界競争力ランキングについてです。
IMD(経営開発国際研究所)はスイスにある欧州でもトップランクのビジ
ネススクールであり、1989年から主要国、地域別のランキングを作成、公表し
ています。
2002年度ランキングでは、日本は49カ国・地域中30位(前年26位)と後退し、
同じアジアのマレーシアや韓国に初めて抜かれる結果となりました。IMDは、
日本は「中年の危機」にあり「今までのように世界経済の回復に寄与できない」
と診断しています。因みに上位陣は以下の通りです。
2002年のIMD世界競争力ランキング(カッコ内は2001年の順位)
1(1) 米 国
2(3) フィンランド
3(4) ルクセンブルク
4(5) オランダ
5(2) シンガポール
6(15) デンマーク
7(10) ス イ ス
8(9) カ ナ ダ
9(6) 香 港
10(7) アイルランド
他に主要なアジア勢としては...
24(18) 台 湾
26(29) マレーシア
27(28) 韓 国
30(26) 日 本
31(33) 中 国
ランキングは「経済状況」「政府の効率性」「ビジネスの効率性」「インフラ
整備」の4分野、314項目に及ぶ分析から作成されているそうです。
回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■回回回回■
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[MAKEフラッシュ メールマガジン]
内容についてのご意見、ご感想などは以下のアドレスにお願いします。
学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)
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☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
MAKE フラッシュ
第07号 2002/09/30
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局
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KMSJの中核研究会の一つである”MAKE”事務局からのお知らせです。
MAKEとは、Most Admired Knowledge Enterprises
の略称であり、英国
Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社などの一流企業のknowledge活
用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。
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□ 目次
[MAKE研究部会の活動から]
◆2002年度 MAKE−Japan調査の日程が決まりました!!
◆『グローバル・ナレッジ・フォーラム2002』のご案内
[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆台湾のKM事情
(イワオカR&C 主任研究員 岩岡 保彦)
◆第2回KM・Asiaに参加して<その4>
(第1研究部会長、MAKE部会員、
アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎
秀夫)
[KMをめぐる動き]
◆これまでのMAKE−Japan調査の結果について
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[MAKE研究部会の活動から]
◆ 2002年度 MAKE−Japan調査の日程が決まりました!!
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本年度のMAKE−Japan(日本における最も称賛される知識企業)
調査のスケジュールが以下の通り決まりましたのでお知らせいたします。
<調査票の発信・発送>
・インターネット 10/15の週に発信
・郵送 10/11〜15に発送
<回答の〆切>
・10/30(水)を予定しております。
なお、調査対象者は日本ナレッジ・マネジメント学会員の皆さまの他に上場
企業経営者、学識経験者、ジャーナリスト及び評論家等となっております。
調査結果につきましては来年2月に予定されている学会年次大会で報告され、
受賞企業の表彰式もあわせて執り行われます。
学会員の皆さまのご協力をよろしくお願い申しあげます。
◆ 『グローバル・ナレッジ・フォーラム2002』のご案内
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来る10月24〜25日に、カリフォルニア大学バークレー校ハース・ス
クール・オブ・ビジネスと一橋大学大学院国際企業戦略科とによる、グロー
バル・ナレッジ・フォーラムが東京・一ツ橋にある学術センター 一橋記念講
堂で開催されます。
このフォーラムは、1997年、Xerox Distinguished
Professor in Knowledge
が創設以来、毎年バークレー校にて開催し、国境を超えた多様な知との出会い
と共創の場(Theatre for Ideas )として、今、最先端をいく注目のナレッジ・
フォーラムであると評価されているものです。
今回は、「経営と組織の新世紀を考える:
企業の知的総合力とナレッジ・
ブランディング」をテーマに開催され、MAKEを主催する英国テレオス社のロリー
・チェイス氏も招かれるなど、産業界や学会を代表する有識者による講演の他、
パネル討議等が予定されています。
尚、当日のプログラムについては以下のURLからPDFファイルをダウンロード
してください。受付窓口等詳細は、決まり次第おって紹介してまいります。
http://www.kmsj.org/20021024.pdf
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[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆ 台湾のKM事情
(イワオカR&C 主任研究員 岩岡 保彦)
2001年7月から2002年5月に亘り合計3回、中国生産力中心(CP
C:台湾の生産性本部)に招聘されてナレッジマネジメントおよびR&Dマネ
ジメントの講義をしました。初回はAPO(アジア生産性機構)からの専門家
派遣で、高梨さんが理論編、岩岡が日本の事例紹介と分担しました。第2回と
第3回はCPCの直接招聘で、KMのなかでもR&Dに照準を合わせた日本の
状況を講義しました。
講義の概要と、その間に把握できた台湾のKM状況を紹介します。
台湾では、今後の製造業がハード・ソフト融合型になるという認識のもと、
2001年初めに経済部(経済産業省に相当)のリストラが実施されました。
人員が大幅に圧縮される中で、KMの導入・普及が重点課題に選定され、工業
局に知識服務組が編成されました。KM推進の実務はCPCに委託することに
なり、経済部工業局から総経理が就任しました。
従来の国の補助金政策が個別企業を支援していたのに対して、KM推進の具
体的スキームは、KMの導入を希望する企業にCPCが主催する会員制の支援
活動に参加してもらい、CPCの専門家が個別に指導するという仕組みにして
います。
CPCは、台北、台中、台南、高雄の4地域で、地域の大学教授や企業経営
者を講師にして、KM実施事例のセミナや各種の勉強会を、ほぼ毎月実施して
います。年に2〜3回程度、外国の先進事例を学ぶために講師を招聘しており、
その中に日本も含まれているという訳です。
従来台湾ではKM情報を主に日本以外に頼っていたのですが、昨年APOが
京都シンポジウムでKMをテーマに取り上げたのを機会に、日本の状況も研究
しようということになったのです。
第1回(2001年 7月)
知識管理創新企業実務研討会 KM導入セミナ (台北)
参加者は、民間企業を主体に大学、病院、経済省など合計90人以上
1日目 理論編(高梨) TQM、経営品質賞、KMの定義、ベンチマーキン
グ、人的領域など
2日目 事例編(岩岡) ボルドリッジやMAKEの視点、KDIやNRIの
視点、Q&A社会
先進企業事例 アサヒビール、NTTドコモ、リコー
の3社
ドキュメントベース事例 三菱化学、NEC、大林
組など9社
第2回(2001年11月)
研発管理経理人班 R&Dマネジメントセミナ(高雄、新竹)
参加者は、高雄約30人、新竹約40人、合計70人以上
経済のグローバル化、特に中国本土の参加に伴い、従来の品質・コスト中心
からR&D重視の戦略に変化しています。紹介した企業は、日東電工、三菱グ
ループ(重工、マテリアル、化学、樹脂、レイヨン、ガス化学、大日本塗料)
第3回(2002年 5月)
研発管理経理人班 R&Dマネジメントセミナ(高雄、新竹)
参加者は、高雄48人、新竹約110人、合計160人以上
個別企業ではなく、産業別の視点からR&Dの変遷と動向を解説しました。
1.企業経営におけるR&Dの位置づけ、日本の産業構造の変遷
2.産業別R&Dの動向:家庭用品・消費材、PC・AV・ゲーム、自動車、
ファイン化学
3.新時代の企業R&Dマネジメント:知識創造のR&D、知的財産権の活用
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◆ 第2回KM・Asiaに参加して<その4>
(第1研究部会長、MAKE部会員、
アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)
C 燃え上がるポスト野中の議論
今回私が非常に面白いと思ったのはポスト野中の議論です。
これを明確に提起していたのは今回英国IBMから来たDave
Snodenでしたが、
他の欧米のスピーカーも何人か知識創造理論を超える議論を展開していました。
これまでKM理念は知識創造理論に基づく暗黙知、形式知を元にし、実践は学習する
組織論を
具体的なプログラムに落とすと言う印象が強かった欧米のKMですが、ここに来て
少しずつ変わり始めている気がします。
1) ビジネスモデルの相異と知識理論
私が本質的な議論かなと思ったのは、バックマンやNASAのジーンホルムらは
日本企業の得意とするフェースツーフェース中心、自前主義中心のピラミッド型企業
モデルは
既に時代遅れだと思っているらしくて、知識経済はデジタルネットワーク活用が前提
に
なっていると言ったトーンでしゃべっていました。従ってデジタルネットワーク上で
の暗黙知
(特に思いや思考特性など)は継承、創造できると言う仮説の元に新しいビジネスモ
デル作りを
目指してKMを推し進めていると言った印象でした。(彼らとは終身雇用制の議論も展
開して
見たが、アメリカでは90年代末までに長期雇用制は既に終焉したと言った調子だっ
た。)
これをもっとはっきり理論的に述べていたのは、上述のデーブスノードンです。
彼によれば知識創造理論は日本のコマンドコントロール型、フルセット型の消費財産
業を
中心とした伝統的な企業に最適なモデルである。一方デジタルネットワーク上で得意
領域を絞り込んだ
小さな企業が市場でアライアンスを組んでビジネスを展開する複雑系のビジネスモデ
ルには
SECIは適していないと明確に主張していました。
いかなるビジネスモデルにも適合領域があり、SECIモデルの有効なバウンダリー限
界も明確に
存在すると言う主張です。かれは新しい知識モデルとしてウエールズ語のモデルを
研究中です。如何なるモデルにも有効領域の限界があると言う彼の主張は私も正しい
と思っています。
2) ナレッジワーカー論
デジタルネットワークと市場を背景に社員が如何に自律し自己実現をめざすのか、
自己の思いと企業理念との整合性を如何つけるのかといった議論が多かったように思
いました。
カスターキャピタルの命名者であるカナダのセイントオンジーなどは学習する組織論
の
今後の課題として説明していました。
デーブスノードンがナレッジワーカー像にペルソナ(仮面)などマルチプル・アイ
デンテイテイを
持ち込んで来たのには驚かされました。(こんな主張は私だけしか行わないと思って
いたのですが。)
恐らくこれはMITのシャリータークルや最近見直されているユング心理学の影響で
しょうが、
ナレッジワーカー像にアイデンテイテイの課題を持ち込むと非常にストーリーが豊に
なります。
自分自身は一体何者なのか。何が天職なのか。どうすれば社会に貢献できるのかなど
・・・。
3) コンテキストマネジメント
第三世代KMの課題としてコンテキストマネジメントの重要性が語られていました。
テキストマイニングで行うのかそれとも・・・。具体的な方法論検討はこれからのよ
うです。
4)イメージは知識か?
NASAでも暗黙知対策としてビデオテープなどが使われているようですが、
NARRATIVEデーターベースの活用は確実に進んでいるようです。
我が国の知識創造理論のNARRATIVEデーターベースに対する評価は
暗黙知対策としては余り肯定的ではなかったと記憶しています。
5)総論
いずれにしても欧米におけるKMは伝統的な日本企業のモデルと異なった
ビジネスモデルを追及する中で研究が進んでいます。(かといって日本型を
完全に否定している訳でもなく、F2Fのコミュニテイなどでは野中理論の有効性も
認めている。)
このような状況の中で、日本のKM研究の方向は如何あるべきか深く考えさせられま
した。
それにしてもシンガポールの議論は熱かった(でも暑くはなかった。)です。
日本の学会も彼らに負けず熱く燃えましょう。
(終り)
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秋の山並みが美しい季節です。
アメリカパテント大学 教授 山崎秀夫
<山崎さんの最新刊より>
・9/20に発売「ものづくりを演出するナレッジワーカー
−21世紀に輝く日本製造業の旗手−」
http://www.juse-p.co.jp/cgi-bin/html.pl5?i=ISBN4-8171-9117-1
・9/26に発売「未来型組織を支える企業ナレッジポータル」
http://www.nri.co.jp/publish/book/book62.php
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[KMをめぐる動き]
◆ これまでのMAKE−Japan調査の結果について
今年で3回目を迎えるMAKE−Japan(日本における最も称賛される知
識企業)調査ですが、過去2回の結果については以下の通りとなっています。
尚、ノミネートにあたってはそれぞれ総得票数の10%以上獲得を基準として
います。
第1回(2000年度)総合ランキング
得票順: 評価順:
1位 富士ゼロックス 1位 ソニー
2位 花王 2位 花王
3位 アサヒビール 3位 日本IBM
4位 エーザイ 4位 富士通
5位 ソニー 5位 富士ゼロックス
6位 日本IBM 6位 エーザイ
7位 富士通 7位 アサヒビール
8位 トヨタ自動車
9位 アクセンチュア
10位 日本総合研究所
10位 リクルート
10位 リコー
第2回(2001年度)総合ランキング
得票順: 評価順:
1位 ソニー 1位 トヨタ自動車
2位 花王 2位 ソニー
3位 トヨタ自動車 3位 花王
4位 富士ゼロックス 4位 リコー
5位 日本IBM 5位 富士ゼロックス
6位 アサヒビール 6位 日本IBM
7位 エーザイ 7位 アサヒビール
8位 リコー 8位 エーザイ
今年はどの企業が栄冠に輝くのでしょうか。いよいよ10月中旬より調査が開
始、皆さんの投票が2002年度の日本における最も称賛される知識企業を決定しま
す。調査の経過は随時このメルマガでお伝えしていく予定です。
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[MAKEフラッシュ メールマガジン]
内容についてのご意見、ご感想などは以下のアドレスにお願いします。
学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)
第1号 第2号 第3号 第4号 第5号 第6号 第7号 第8号 第9号 第10号 戻る
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
MAKE フラッシュ
第08号 2002/10/10
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局
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KMSJの中核研究会の一つである”MAKE”事務局からのお知らせです。
MAKEとは、Most Admired Knowledge Enterprises
の略称であり、英国
Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社などの一流企業のknowledge活
用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。
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□ 目次
[MAKE研究部会の活動から]
◆『グローバル・ナレッジ・フォーラム2002』のご案内
◆MAKE−JAPAN2002の詳細スケジュールについて
[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆MAKE−Japan 2002 調査が始まります
(MAKE研究部会座長、(株)熊谷組CS推進室部長 田中 孝司)
[KMをめぐる動き]
◆MAKE−Japan調査への質問から
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[MAKE研究部会の活動から]
◆ 『グローバル・ナレッジ・フォーラム2002』のご案内
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MAKEフラッシュ07号でご案内したとおり、10月24(木)〜25日(金)
にかけて、グローバル・ナレッジ・フォーラム2002が東京・一ツ橋にある
学術センター 一橋記念講堂で開催されます。
このフォーラムは、1997年にXerox Distinguished
Professor in Knowledge
が創設以来、毎年バークレー校にて開催され、国境を超えた多様な知との出会
いと共創の場(Theatre for Ideas )として、最先端をいく注目のナレッジ・
フォーラムであると評価されております。
今回は、グローバル・ナレッジ・フォーラム2002のWebサイトをご紹介
させて頂きます。詳しいプログラム、申込要領などは下記サイトにてご覧いただ
けます。
グローバル・ナレッジ・フォーラム 2002 Webサイト
http://kdi.fujixerox.co.jp/forum/k-forum2002-jp.htm
なお、申込方法は、参加申込書を上記サイトでダウンロードしていただき、
必要事項をご記入の上、フォーラム事務局へFAXしていただく形となっており
ます。その際、お支払い方法を選択できますので、ご確認下さいますようお願い
いたします。
<お問合せ先>グローバル・ナレッジ・フォーラム2002事務局
〒106-0041 東京都港区麻布台2-3-22 一乗寺ビル(株)コンベックス内
TEL: 03-3589-4422 FAX: 03-3505-2126
◆ MAKE−JAPAN2002の詳細スケジュールについて
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MAKE−JAPAN2002の詳細スケジュールが決まりましたので
ご案内いたします。
<郵送調査>
10/11(金)調査票発送開始
/16(水)発送完了
<インターネット調査>
10/18(金)17:00 メール発信開始
18:00 アンケートサイトオープン
<〆切>
10/31(木) 郵送調査、インターネット調査 共
上記はあくまでも予定ですので、若干前後する場合もございます。
皆さまのご協力をよろしくお願い申しあげます。
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[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆ MAKE−Japan 2002 調査が始まります
(MAKE研究部会座長、(株)熊谷組CS推進室部長 田中 孝司)
今までMAKEフラッシュで紹介してきましたMAKE−Japan調査が来
週から本格的にスタートします。
今回の調査対象者は,上場企業の経営者,他学会の学識経験者やジャーナリス
トおよびKM学会員となっており,学会員への調査はKM学会から依頼を受けた
日経リサーチ社がインターネットを通じて調査票を送付致します。
今回の調査を担当している第5部会としては,今年度高い評価を得る企業はど
こになるのだろうか,評価される企業は昨年度と大幅に変わるのだろうか等とい
う期待感があるのと同時に,どの程度学会のメンバーから回答を頂けるだろうか,
という不安な気持ちが同居しております。
特に学会員からの回答数が思わしくなかったときは,5月から発信してきたM
AKEフラッシュのはたらきは何だったんだろうか,などの反省もしなくてはい
けないかな,とも考えております。
MAKE−J調査の開始に当たり,回答状況で杞憂していることが起こらない
ことを期待して,調査をスタートしたいと思っておりますので、KM学会の皆様
方の積極的な回答をお願いいたします。
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[KMをめぐる動き]
◆ MAKE−Japan調査への質問から
今年で3回目となるMAKE−Japan調査が10月中旬からいよいよ始
まりますが、過去2回の実施において回答者の皆さまから質問をいただいてお
ります。
ここでは回を分けて、皆さまからいただいた質問と、それに対する回答を紹
介してまいります。内容は日経リサーチさんがFAQ集としてまとめられたも
のからの抜粋となっております。
<MAKE−Jアンケートの趣旨について>
Q:「このアンケートで選ばれた企業は、どんな意味があるのですか?」
A:「このアンケートは各界の有識者の方々が思っておられる”最も称賛され
る組織・企業”を選ぶものです。欧米では最も称賛される企業(MAKE)
に選ばれることは、大変に名誉あることといわれています。」
Q:「このようなアンケート方式だと作為的にある特定の組織・企業を選ぶ恐
れはありませんか?」
A:「アンケートを各界の有識者に特定していますので、そのようなことは無
いものと信じております。」
<MAKEアンケートにおける得点の付け方について>
Q:「設問における点数の基準はありませんか(あるいは、基準は何ですか)?」
A:「主観でお答えいただいて結構です。参考として『評価のガイドライン』
をつけてあります。統計的手法により、点数における個人差は収斂され
ます。各基準の説明項目に対し、『評価のガイドライン』を参考に点数
をつけて下さい。」
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[MAKEフラッシュ メールマガジン]
内容についてのご意見、ご感想などは以下のアドレスにお願いします。
学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)
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MAKE フラッシュ
第09号 2002/10/17
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局
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KMSJの中核研究会の一つである”MAKE”事務局からのお知らせです。
MAKEとは、Most Admired Knowledge Enterprises
の略称であり、英国
Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社などの一流企業のknowledge活
用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。
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□ 目次
[MAKE研究部会の活動から]
◆2002年度MAKE−Japan調査が今週よりスタート!!
[特別寄稿]
◆「ナレッジを見る目」
(日本ナレッジ・マネジメント学会専務理事、日本総合研究所理事、
アメリカパテント大学ナレッジMBAスクール主任教授 高梨 智弘)
[KMをめぐる動き]
◆MAKE−Japan調査への質問から(2)
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[MAKE研究部会の活動から]
◆ 2002年度MAKE−Japan調査が今週よりスタート!!
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今年度のMAKE−Japan調査が、いよいよ今週スタートとなります。
郵送分については既に11日までに調査票が発送されており、インターネット
調査分は18日夜にメールにてご案内する予定です。
なお、回答の〆切は郵送調査、インターネット調査とも10/31(木)を
予定しております。また集計状況についてもアンケート期間中2回の発信を予
定している本メルマガにてとりあげてまいります。
今年のMAKE−Japan、日本で最も称賛される知識企業の栄冠に輝く
のはどの企業でしょうか。調査につきまして、皆さまのご協力をよろしくお願
い申しあげます。
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[特別寄稿]
◆ 「ナレッジを見る目」
(日本ナレッジ・マネジメント学会専務理事、日本総合研究所理事、
アメリカパテント大学ナレッジMBAスクール主任教授 高梨 智弘)
「ナレッジを見る目」連載の視点
ナレッジを見る目の連載では、「人を中心とした経営とは何か」に目を向け
てみたい。それは、20世紀に世界が駆け抜けてきた科学的管理や品質管理の
世界から抜け出た外の世界かもしれない。あるいは、「もの作り」の隠れた知
に着目し、経営の原点に回帰することかもしれない。
3世紀に渡った大変革とは、明治維新、第二次世界大戦の敗北、そして平成
維新と言われる今である。企業を取り巻く環境が激しく変化する今は、企業競
争力を保持するためには絶え間のない改善/革新が必要であるとされる。
一般に、経営の話はこの仮説からスタートする。ナレッジを見る目では、こ
の仮説も含めてもう一度、何が必要かを、地球に生きる自然人である人と同じ
ように、自然人の集まりである社会システムの中で生きる法人としての企業を
「人の視点」つまり「ナレッジを見る目」からもう一度見直すことを意味して
いる。
社会システムは人間の価値観や規範によって動かされる。
それは人間が意識的に設定した目的を追求するための行動様式である。その
ために、技術システムのように、反復性、予測可能、設計されたメカニズム、
標準化、全体が部分に分解できる等の性質は無いと理解した方がよい。
ナレッジを見る目の対象は「人と社会システムとしての企業」である。
さて、「企業を取り巻く環境が激しく変化する今は、企業競争力を保持する
ためには絶え間のない改善/革新が必要である」とする仮説は、「変化に対応
するためには、既存の仕組みを打ち破り抜本的なプロセス変革やプロセスの再
編成(リエンジニアリング)が必須となる」という解決策を導くことになる。
我々に投げかけられた第一の課題は、仮説に対するアンチテーゼがあるかど
うかである。そして、第二の課題は、アンチテーゼを受け入れるのであるなら
ば、何をどうすればよいのかということに精力注がなければならない。第三の
課題は、仮説が正しいとした場合に経営の世界で言われているような解決策で
よいかどうかを見極めることである。
したがって、第四の課題はその解決策あるいは別な解決策が実際に効果を上
げる重要成功要因、つまりイネイブラーは何かを明瞭に把握することである。
前提を変えることや視点を変えることによって、課題をいくつでもあげるこ
とができる。
本稿では、仮説をひっくり返すことをせず、今の自由主義経済の枠組みの中
で競争が最適な仕組みを導く出すという前提を踏襲したい。
今経営の世界で先達が体を張って挑戦している第三と第四の課題に絞り込む
ことによって、「今まで」と「今」、そして「これから」のすべてを受け入れ
て、最適解を探索する。
第一の課題と第二の課題については、謙虚で賢明な読者の洞察に任せたい。
さて、ナレッジを見る目とは何なのだろうか?
仮説からすれば、今までの知識・知恵に依存していては解決策が出てこない
と言うことであろう。つまり今やこれからの知識・知恵、それも柔軟で抜本的
な知識及び知恵に依存しなければならないことは理解できる。
しかし、本当に今までの知識・知恵が使えないのであろうか?
当然ながら、見過ごしている知識・知恵が他にいっぱいあるのだろうと言う
推測はつく。もしかすると、それは知識・知恵の範疇に入らない何か、「見え
ざる知(ナレッジ)」なのかもしれない。
著者の勝手な洞察からすれば、見えざる知は「ナレッジDNA」、「ナレッジ・
コンセプト」、「ナレッジ・コンテキスト」「ナレッジ・コンピタンス」、
「ナレッジ・イネイブラー」等と考えている。
それらは、ある機能やアクティビティのナレッジではなく、それらの間にあ
る、またはそれらと他との関係に目を向けるいわば、「関係性のナレッジ」に
焦点を当てたものである。
それらのバランスの上でベストプラクティスが達成できる「ナレッジの場」
ができあがれば、「トータルコンピタンス」が向上しその成果は、「パフォー
マンス・エクセレンス」が達成されることになる。
この様なスタンスの上に立って、「ナレッジを見る目」の連載では、「従来
の企業経営の常識にチャレンジ」「従来の経営のニッチに新しい可能性を探索」、
「従来の経営の落とし穴を修復」、「新しい経営の知を探索」、そして「新し
い経営のベストプラクティスを発見」していきたい。
読者が、経営革新に邁進していくための判断能力を高めることにこの「ナレッジ
を見る目」が役立つことを指向している。
次回のナレッジを見る目は、「ナレッジとは何か」。
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[KMをめぐる動き]
◆ MAKE−Japan調査への質問から(2)
前回に引きつづき、過去2回のMAKE−Japan調査において皆さまか
らいただいた質問及びそれに対する回答を紹介してまいります。なお、内容は
日経リサーチさんがFAQ集としてまとめられたものからの抜粋となっており
ます。
<ナレッジ・マネジメントについて>
Q:「ナレッジ・マネジメントの考え方は?」
A:「ナレッジ・マネジメントの対象は、データ、情報、ナレッジ、知恵のす
べてです。マネジメントは、いわゆる『管理すること』よりも『効果的
に運用すること』に重点があります。これは最もシンプルな解釈ですが、
ナレッジ・マネジメントを実践する場面や視点等により多様な戦略性を
持つことになります。従ってここでは、ご自身が最も重要と思われる視
点から自由に評価していただきたいと思います。」
<アンケートにおける企業選定の基準について>
Q:「他社について評価するのは難しい。なぜ自社についての評価アンケート
ではなく、他社についての評価なのですか?」
A:「たしかに所属する組織内部で、状況把握し自己評価したほうが内部情報
を基にした正確性がありますが、このアンケート調査は、その組織の外
にいる人々にも認識しうるような成果なり、取り組みを行っている企業
をより良い点数として評価しようという試みです。」
Q:「このアンケートで『最も称賛されるナレッジ企業』を本当に選べるので
すか?アンケート回答者によって基準が異なっていてもいいのですか?」
A:「選べます。ポイントは3つあります。
(1)回答者がナレッジ・マネジメントの専門家及び企業経営者である
ことで、相当程度ナレッジ・マネジメントの企業動向には精通し
ている母集団であること。」
(2)このアンケートの結果を示しつつアンケートを繰り返すことによ
り、回答値を収斂させるデルファイ法による予測調査方法を採用
しています。従って個々人の基準が多少違っても統計的に一定の
収斂値を引き出すことができます。
(3)既にテレオス社による世界の『最も称賛されるナレッジ企業』調
査で、その結果は定評を得ており、これを日本で同じ手法により
調査するものです。」
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[MAKEフラッシュ メールマガジン]
内容についてのご意見、ご感想などは以下のアドレスにお願いします。
学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)
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MAKE フラッシュ
第10号 2002/10/24
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発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局
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KMSJの中核研究会の一つである”MAKE”事務局からのお知らせです。
MAKEとは、Most Admired Knowledge Enterprises
の略称であり、英国
Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社などの一流企業のknowledge活
用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。
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□ 目次
[MAKE研究部会の活動から]
◆2002年度MAKE−Japan調査がはじまりました!!
◆英国テレオス社のロリー・チェイス氏が来日
[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆テレオス社 ロリーチェース氏とのミーテイング報告
(第1研究部会長、国際部会、MAKE部会、
アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎
秀夫)
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[MAKE研究部会の活動から]
◆ 2002年度MAKE−Japan調査がはじまりました!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
先週よりスタートしたMAKE−Japan調査ですが、郵送もしくはメー
ルでのご案内が既に会員の皆さまのお手元に届いていると思います。
本調査の結果につきましては、国際的に日本企業が占める位置づけなどから、
最近は海外からの問い合わせも多くなっております。また認知度が高まるにつ
れ、日本においてどのような企業がMAKEに選ばれたか、世界中のKM関係
者の注目を集めるものとなっております。
日本KM学会員の皆さまは、ナレッジ・マネジメントの専門家としての位置
づけからMAKE−Japan調査に参加し、投票する権利を認められており
ます。
つい先頃おとなり韓国で政府の全面的支援のもとに開催されたワールド・
ナレッジ・フォーラムでは第1回MAKE−Asia調査の結果が発表され、
日本企業も6社ランクインしました。
日本KM学会員の皆さまの一票が、世界に向けて発信される本年度の「日本
で最も称賛される知識企業」を決めることになります。
なお、回答の〆切は郵送調査・インターネット調査とも10/31(木)を
予定しております。
皆さまの一層のご支援、ご協力を是非ともよろしくお願い申しあげます。
<まだ回答がお済みでない方はこちらから〜MAKE−J回答HP>
http://enq.nikkei-r.co.jp/cgi/flow.cgi?d=e/ke&id=K144&f=cez8waUiwE0Mw
◆ 英国・テレオス社のロリー・チェイス氏が来日
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
MAKEを世界的に主催する英国・テレオス社のロリー・チェイス氏が、カ
リフォルニア大学ハース・スクール・オブ・ビジネスと一橋大学大学院国際企
業戦略研究科とが開催するグローバル・ナレッジ・フォーラム2002に出席する
ため来日、日本KM学会との話し合いが10/22(火)にもたれました。
学会側からは、高梨専務理事、山崎氏(第1研究部会、国際部会、MAKE
部会)及び田中氏(MAKE部会)らが出席しました。
席上、現在MAKE−Japan調査期間であることを知ったロリー・チェ
イス氏から学会員の皆さまへのメッセージをもらうことができました。
以下、原文のまま掲載いたします。
−−−−−−−−−−
2003 MAKE Japan
The Knowledge Management Society of Japan
is conducting the 3rd annual Most
Admired Knowledge Enterprises (MAKE) in
Japan study. The aim of the MAKE
Japan study is to recognize Japanese companies
which are leaders in developing
knowledge-based products and services.
Teleos is honored to be associated with the
KMSJ in this vital management research.
Beginning in the early 1990s Western companies
have successfully used the
management of knowledge to revitalize their
businesses and once again become
global competitors.
This rapid improvement in global competitiveness
by Western companies is
illustrated by the results of the 2002
World Competitiveness Survey conducted by
the
IMD based in Switzerland. In the 2002 IMD
study only 3 Asian countries (Australia,
Hong Kong and Singapore) ranked in the
top 20 countries. Japan is ranked in 28th
position in the 2002 study, compared to
26th position in the 2001 research.
In the 21st century companies will compete
based on knowledge. Studies by Teleos
show that leading knowledge management
companies out-perform their competitors
by a 3:1 margin. Knowledge management has
been proven to lead to superior
organizational performance.
One way for Japanese companies to improve
their knowledge management skills is to
learn from leading Western companies. Emperor
Meiji’s motto “Japanese spirit
through Western knowledge” is still true
today.
There are also Japanese companies which
are leaders in knowledge management.
These companies can serve as models to
inspire other Japanese companies.
This is why it is so important that Japanese
executives participate in the 2003 MAKE
Japan study. Only by fully participating
in the MAKE Japan study will it be possible
to recognize, benchmark and learn from
Japan’s most admired knowledge enterprises.
Japanese companies have the responsibility
to their customers, employees and
shareholders to become leaders in the global
knowledge economy. I encourage you to
support the KMSJ in its vital 2003 MAKE
Japan research study.
Rory L. Chase
Managing Director
Teleos
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[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆ テレオス社 ロリー・チェース氏とのミーテイング報告
(第1研究部会長、国際部会、MAKE部会、
アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎
秀夫)
10月22日、MAKEの主催者である英国テレオス社のロリー・チェー
ス氏が来日し、MAKE関係者数名がホテルオークラのロビーで同氏とミー
テイングを持った。日本側の出席者は高梨専務理事、田中MAKE部会長、
山崎国際部の3名である。
尚、議題は以下のようなものであった。
1、第1回MAKE−Asia調査結果
2、第3回MAKE−Japan調査
3、今後のMAKEの方向
4、ナレッジマネジメントの世界的潮流
まず第一回MAKE−Asiaであるが、調査はテレオス社により独自に
行われ、本年10月12日、テレオス社により発表されている。表彰式は韓
国ソウルにおける第3回ワールド・ナレッジ・フォーラム(10月15日〜
18日)で行われている。日本からは6社が選ばれた。
以下、アルファベット順
- Asahi Breweries (Japan)
- Fuji Xerox (Japan)
- Infosys Technologies (India)
- Kao (Japan)
- NTT Data (Japan)
- PCCW Ltd. (Hong Kong)
- Samsung SDS (Korea)
- Sony (Japan)
- Taiwan Semiconductor Manufacturing Company
(Taiwan)
- Toyota (Japan)
調査はフォーチュン500社の内アジアに関連した150社のCEO、CFO、
CIOを始め大学や民間の有識者に電子メールを送る形で行なわれている。
10社を選ぶ前に18社をファイナリストとして選んだが、その特徴とし
てはROA(資産収益率)が8%と高いことが上げられる。(ちなみにアジア
のフォーチュントップ500社のROAの平均は、日本企業の停滞の影響もあ
り0%である。)また生産性の向上率も36%と高い点も特徴だそうである。
また韓国のサムソンSDSが注目されるが、サムソングループは三年前か
ら本格的にKMを始め、最も成績の良いのがサムソンSDSと言う話であっ
た。しかし必ずしも全てのサムソングループ企業が熱心ではないという事で
ある。
これらの選ばれた企業は他の多くの企業の良きベンチマークとなることを
期待されている。
チェース氏は、今回は確かに日本企業が6社選ばれたが、韓国,シンガポール、
台湾などは政府の熱心なバックアップの下、国を上げて知識の経済、KMに
取り組んでおり、今後は日本企業も決して油断できないと見ている。
またインドはITなどテクノロジー企業に良い事例が見られるとのこと。
一方比較的熱心さが足りないと思われるのは香港であり、又豪州は地場の
民間企業による活動がまだまだこれからと言う話であった。(豪州でレベル
の高いKM実施企業は欧州系や米国系との話。)
逆に日本側からはMAKE−Japan2003の活動内容概略を説明した。
それに対しチェースからは、3回目であり色々なトレンドや何故この企業の
評価が高いのか、日本企業の足りない点、十分な点、産業別の傾向など色々
なカテゴリーの色々面白い切り口からの分析ができるはずであり大いに期待
しているというコメントがあった。
今後のMAKEの方向としてはグローバルな企業ランクの発表とともに、
北米、欧州、アジアと広げてきた地域的な企業ランクを更に東南アジア地区
やアフリカ、南米などに拡大したいとの構想を持っているとチェース氏は明
らかにした。
その後世界的なKMの潮流の話となったが、企業におけるKMの進化がや
や足踏みしている一方、欧米の10−15大学での大学院などKM学科の新設、
社会学や心理学を含む研究レベルが活発になっているとの話であった。
またポスト野中の潮流には彼は懐疑的であったが、電子的に脱フェースツー
フェースで文化や多様性を超えて如何に社員間の交流を実現するかが多国籍
企業の大きな課題となっていると指摘していた。
テレオス社としてはMAKEの次の調査目標として知識経済の影響調査や
イノベーション、クリエーティビティの調査を考えている。
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星雲のような未来のネットワーク型組織
アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール
教授 山崎秀夫
PUAは11月より開講。http://www.patent-u.org/
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発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)
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