日本ナレッジ・マネジメント学会
Knowledge Management Society of Japan
最終更新日 2007.7.2

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☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
 MAKE フラッシュ
 第41号   2003/11/04
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★

発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局

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 KMSJの中核研究会の一つである企業評価部会”MAKE”事務局から
のお知らせです。MAKEとは、Most Admired Knowledge Enterprises の
略称であり、英国Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社などの一流企業
のknowledge活用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。

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□ 目次
[学会からのお知らせ]
◆2003年度MAKE JAPAN調査の実施延長について
◆Patent Unviersity of AmericaーナレッジMBAスクールからのご案内


[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆KM学会8月27日理論・企業調査研究部会報告(1)
(理論・企業調研究部会員、MAKE部会員、
             (株)リコー おじさん通信担当 松本優)
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[学会からのお知らせ]

◆2003年度MAKE JAPAN調査の実施延長について

 今年で4回目となるMAKE-Japan調査ですが、10月31日の締め切り
時点での結果は
 ・メール95件(昨年128件)
 ・郵送201件(昨年212件)
となっております。メール投票の受け付け期限を11月14日まで延長
いたしましたので、まだご投票いただいていない会員の方はご協力をよ
ろしくお願い申し上げます。

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◆Patent Unviersity of AmericaーナレッジMBAスクールからのご案内

ナレッジMBAスクール、第2期初日の高梨先生の講座への
一般受講生を募集しています。
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          Patent Unviersity of America
            ナレッジMBAスクール

   ***日本唯一の“ナレッジマネジメント”に特化したMBAスクール***  
  
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            11月8日講座 一般受講申込み受付中
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  ナレッジMBAスクールの第2期が11月8日にスタートします。
  11月8日は、ナレッジMBAスクール主任教授、高梨智弘先生の
  講座が3コマ、開講されます。
  
  高梨先生は、日本ナレッジ・マネジメント学会の専務理事でもあり
  日本のナレッジマネジメント分野をリードする先生です。

  この3回の講座を受講されることで、ナレッジマネジメントの基本を
  しっかりつかむことができます。

  一般の方々も受講できますので、ぜひご参加ください。
  
  ◆講座日時・内容◆

  2003年11月8日(土) 10:00〜12:00
  ◇No.1 ナレッジマネジメント概論
    ナレッジマネジメントとは何か、その仕組み、方法論、
    フレームワークについて解説する。

  2003年11月8日(土) 13:00〜15:00
  ◇No.2 ナレッジマネジメント実践
    ナレッジマネジメントの活用方法と具体的手法に
    ついて解説する。

  2003年11月8日(土) 15:15〜17:15
  ◇No.3 日本のナレッジマネジメント事例
    ナレッジマネジメントを実際に活用し成功した企業の
    事例を解説、分析する。

  ◆講師紹介◆
    
   高梨智弘  ナレッジMBAスクール主任教授
     鞄本総合研究所理事、
     日本ナレッジ・マネジメント学会専務理事、
     公認会計士。
     アーンストアンドヤングパートナー、朝日監査法人代表社員を歴任。
     現在、ITコーディネータ協会理事、経営学博士、
     社会経済生産性本部経営品質推進部講師、
     法政大学エクステンションカレッジ講師、経営品質学会理事、
     日本危機管理学会理事。
     著書として『ITコーディネータ資格ガイド』(東洋経済新報社)、
     『図解わかる!ナレッジ・マネジメント』(ダイヤモンド社)、
     『経営品質の真実』(生産性出版)他多数
        
  ◆場所◆
   フォーラムミカサ 301・302号室
   東京都千代田区神田美土代町3-1 三笠ビル3F
   TEL 03-3291-1395
   地図はこちらです。 http://www.e-joho.com/f-mikasa/map.html
 
  ◆受講料◆
   一般の単回受講料は通常1回¥25,000となっておりますが、
   今回、このメールを見て、お申込された方への特典として
   「1回¥15,000」とさせていただきます。

  ◆お申込み◆
   下記参加申込書に必要事項ご記入の上、10月31日までに
   info@patent-u.org へメールください。
   受講申込受理の確認と受講料振込先についてご返信します。

-----------<申込書>-----(11/8特典受講料)------
 【氏名】
 【フリガナ】
 【住所】
 【年齢】
 【性別】
 【会社名】
 【部署】
 【会社TEL/FAX】
 【自宅TEL/FAX】
 【e-mail】 
 【受講希望講座No.】                         
  
 
--------------------------------------------
 ◆お問合せ◆
  アメリカパテント大学 事務局 担当:原
  〒150-0012 渋谷区広尾5-25-8-202
  TEL 03-3442-0691 FAX 03-5449-3682
  E-mail info@patent-u.org
  URL http://www.patent-u.org

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[MAKE部会メンバーの寄稿]

◆KM学会8月27日理論・企業調査研究部会報告(1)
(理論・企業調研究部会員、MAKE部会員、
             (株)リコー おじさん通信担当 松本優)

8月27日に開催されたKM学会理論・企業調査研究部会の報告をいたします。
1、開催日時  平成15年8月27日(水) 18:30〜20:00
2、開催場所  インテリジェントロビールコ D会議
3、参加者   45人
4、講演内容
題名  研究開発部門のKMとネットコミュニテイ
講演者 John Onest氏(A社R&D部門の覆面講師)

■R&D部門の覆面講師が語る「R&D部門のKMとネットコミュニティについて」

◆はじめに講師のプロフィール等
Johnさん(以下Jさん)は、IT経営度ランキングで評価の高いA社(MAKE調査でも
ベスト10にはいる)のR&D部門で、IT化導入・活用推進に当初から関わり、後に
KM推進の実質的リーダー(管理人、仕掛け人、陰の黒幕と色々な顔を持つ)として
ネットコミュニテイいくつも立ち上げ成功させた実力者。
今回、事情があってどこかの覆面議員みたいに覆面講師として登場。
そのJohnさんに体験談、苦労話、自慢話?等を多いに語っていただきました。

◆R&D部門へのパソコン導入とネット構築にかかわっての教訓

★全社導入に先立ちR&D部門でパソコン等の導入かかわり、とにかく1人1台。とり
あえずつないだ。この段階ではスケジュール共用、PtoPメッセージ程度で知織共有
への発展はまだなかった。

★ここでの教訓
*2人1台、3人に2台→10人で9台と1人1台は本質的に違う。思いきって最初から1人
1台に進むべきだ。
*高性能共用マシンよりも「自分のパソコン」というのが大切。
・共用品(部や課の備品)と自分のパートナー感のちがい。愛着が湧き、扱いが丁
寧に。積極的にさわり、使い方を覚えようと言う気になる。

◆A社で全社的本格的なIT化の嵐がやってきた!

★全社的にIT化による業務改革推進。(トップの方針)
 ・業務改革が「主」、インフラ整備は「手段」
★主業務の組みなおし補助業務の効率化。
 ・業務改革課題のテーマ化、責任者は各部長、目標管理。
★インフラの整備
 ・パソコン1人1台。ネットワーク化。グループウエア Lotus Notesの導入。
 ・強力な推進体制、推進キーマンと教育&ヘルプデスク設置
★IT教育と業務改革の同時進行。
 ・情報システム部門は裏方、インフラ整備と教育とアドバイス。
 ・実際の業務改革のソフトは仕事を良く知った現場の人がほとんど自力で組ん
だ。
(ここはA社凄いところ)

◆その中で最初のQ&Aコミュニティとも言える事例(1)「雑談コーナー」

★「雑談コーナー」の誕生と成功
ITを利用した業務改革の初期段階での行き詰まり状態の時苦肉の策で誕生
100人規模の部門、半数はパソコン初心者。1通りのパソコン教育だけではなかな
か業務改革が進まない。そこで、
*練習用の電子フォーラム「雑談コーナー」を開設
 ・雑談コーナーは何を書いてもいいよ。
 ・うまくサクラ(仲のいい2−3人)を使って易しい質問と回答で誘導。
*ITよろず相談コーナーへ発展
 ・サクラのお蔭で質問がどんどんでるようになり、それに知ってる人が得意にな
り、皆で教えあう「パソコンQ&Aフォーラム」に発展。業務のプロから高度な
プログラミングの質問も出るようになった。
・又単なる操作やプログラムのQ&Aだけでなく業務改善のヒントも行き交うよう
になった。→●結局、50人の初心者入門教育がほとんどこれでカバーされた。

★「雑談コーナー」の教訓
*発端は自然に、大きすぎる目標目的を振りかざさない
 ・最初から「初心者教育のため」なんてやったんじゃ、誰も参加してくれなかっ
た。
*「サクラ」「お囃子」の重要性
*コーディネーターは自然にオセッカイをするべし
・にぎわってきたらそっと後ろに引く・ネタに詰まったら、さりげなくプッシュ

◆最初は統制型コミュニケーションが中心

★教育を受けITリテラシーの高まった各現場の連中が自力でお手本を真似しながら
グループウエアを設計し業務に活用し出した。
★最初はがちがちの業務密着型で、コミュニケーションツールの電子掲示板も業務
伝達が中心。(統制型コミュニケーション)
★自律型の芽は、出ては消え出ては消えの繰り返し。「業務外のものは禁止」という
有形
無形の圧力が加わり、なかなか発展しなかった。

◆その中から生まれた自律型のコミュニティの事例(2)「女王様フォーラム」

★「女王様フォーラム」誕生の経緯
*発端はあるプロジェクト・チームが仕事をもつ女性の課題を探るため、仕事の
悩みや 家庭生活との両立の問題などを自由に語る場を設置(期間限定)、非常
ににぎわった。
 当初は、プロジェクトのメンバーが、「両立で困っていることはなんですか」的
な質問を投げ
 かけ、これに答える形が中心。 そのうちに、「そう言う困りごとなら、私はこ
うやって解決
 し ましたよ」的な発言や、「それは 保健所に相談してみるといいですよ」と
いったアドバ
 イス など。 さらに、事務局の質問に関わらず、次から次へと質問や意見が飛
び出した。
*プロジェクト解散後も継続してほしいとの要望が多く、J氏が管理職に交渉。
 管理担当を募り、その人(たち)の責任で運営するという条件で継続が許可さ
れ、
 新たなフォーラムとして誕生→その名を「女王様のフォーラム」(命名の妙、賛
 否両論も)

★「女王様フォーラム」の概要・特徴
*運営は自主運営
 ・管理人は複数の女性、自薦、任期は本人が決める。
 ・管理人が1人もいなくなった時点で閉鎖ときめていた
 結局、最後まで必ず複数の管理人がいました。もうすぐ出産という女性が産休ま
 での1〜2ヶ月間だけ引き受けたという例もあった
*実際には陰で糸を引く謎の男が...(縁の下の力持ち、それがJさん)
*匿名制
 ・ただし、閲覧者には分からないが管理人には所属氏名がわかる。その旨告知
 ・参加者は女性に限らず、誰でもOK、後に男性も参加
*内容は
 ・「仕事」「女性」に関する一大コミュニティ
 ・社員にとっての「清涼剤 (癒し効果)」

★「女王様フォーラム」が大ブレーク、大人気
*空前の人気
・現在の最高アクセス数の掲示板と同じぐらいのアクセス数
・男性参加者も多数、管理職にもファン
 もともと、女性の参加比率は高かったが、熱心な男性参加者も少なからず登場
・このようなフォーラムに批判的な人も多数
 いわく「業務に関係ない」「ふざけている」。 本当は、仕事を円滑に進める上
に役に立つ
  知識の宝庫だったのに、理解できない人も多かった。
  ましてや、知識コミュニティの「癒し効果」など、とんでもないと思われてい
た。

★「女王様フォーラム」の教訓
*参加者の参加意識、帰属意識
・「任せる」勇気... 管理人、思いきって任せてみ ると、意外とうまく行くもん
だ。
・はじめ、尻ごみ「誰かやって」から後半は「私でよければ」へ
*「匿名」の功罪
・場の賑わいをもたらす一方、問題発言の発生も
1件だけ、怪しげな健康食品の宣伝的な発言が。 でも、即日、批判的な意見
ヤ反論が
  相次ぎ、翌朝には、発言者自身によって削除されていた。
  「問題発言」は強権発動(強制削除)よりも、公開の場で参加者が議論した方
が効果的。
*「縁の下の力持ち」が必要
*運営はオープンに
結局アクセス数が多くなりすぎ、システムダウン((当時は未だインフラも脆弱
だったので1日1400件越えるとダウン)する事が多くなり他のシステムに迷惑をか
けるようになり残念ながら惜しまれつつ閉鎖へ。
以下次号につづく

           
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 [MAKEフラッシュ  メールマガジン]

 内容についてのご意見、ご感想などは以下のアドレスにお願いします。
 学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp

 Copyright(C) 2003 日本ナレッジ・マネジメント学会
 All rights reserved.

 発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
 編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)



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 MAKE フラッシュ
 第42号   2003/11/18
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発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局

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 KMSJの中核研究会の一つである企業評価部会”MAKE”事務局から
のお知らせです。MAKEとは、Most Admired Knowledge Enterprises の
略称であり、英国Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社などの一流企業
のknowledge活用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。

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□ 目次
[学会からのお知らせ]
◆OracleWorld Tokyo 2003後援と無料招待券配布について
◆2003年度MAKE JAPAN調査の終了について
◆理論・企業調査研究部会、ヘルスケア研究部会による合同部会開催について


[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆KM学会8月27日理論・企業調査研究部会報告(2)
(理論・企業調研究部会員、MAKE部会員、
             (株)リコー おじさん通信担当 松本優)

◆ポスト・マクルーハン その3 マサージとしてのメディア その1
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア研究部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)

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[学会からのお知らせ]

◆OracleWorld Tokyo 2003後援と無料招待券配布について

 来る12月17日(水)・18日(木)に、「OracleWorld Tokyo 2003」が
東京ビッグサイトで開催されるはこびとなり、当学会も後援をさせていただく
ことになりました。開催内容の詳細は、以下のサイトをご参照下さい。

OracleWorld Tokyo 2003
http://www.oracle.co.jp/oracleworld/

 なお、無料招待券セットを15部ご用意しております。ご希望の方は
当学会事務局までご連絡下さい。

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◆2003年度MAKE JAPAN調査の終了について

 今年で4回目となるMAKE-Japan調査ですが、11月14日の締め切り
を持ちまして、学会員の皆様のメールによる投票は終了いたしました。郵
送分があるのでまだ未確定ですが、総数は昨年を上回る見込みでございます。
ご協力いただきました皆様に、心から厚く御礼を申し上げます。

 なお、結果につきましては、来年予定されております年次大会にて報告さ
れる予定です。

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◆理論・企業調査研究部会、ヘルスケア研究部会による合同部会開催について

 皆さん今日は。 理論・企業調査研究部会及びヘルスケア研究部会
並びに国際部担当理事の山崎秀夫です。

 年末にあたって企業調査研究部会及びヘルスケア研究部会の
合同研究部会を行実施する事になりました。

 今回は最近の日本ナレッジマネジメント学会の国際志向を
反映して、本年11月にアジアで行われる二つのKM国際大会に
スピーカーとして参加された方々に講演をお願い致しました。

 まずシンガポールで11月初に行われたkmasia2003に日本代表
として講演されたキューキーの中島様より、キューピーKMの現状と
シンガポール大会の状況についてご講演いただきます。

 また香港で11月末に行われるアジアパシフィックKM国際会議に
キーノート・スピーカーとして参加されるジョンソン・エンド・ジョンソンの
小野崎様(ヘルスケア研究部会長)より同社KMの現状と香港大会の
状況についてご講演いただきます。

 今回はオープン研究会ですので、参加希望者はどなたでも歓迎
致します。

1、開催日  平成15年12月9日(火) 18:00〜20:00


2、開催場所     
  飯田橋レインボービル2階D会議室      
  ※今回は通常とは違う会議室で開催いたしますのでご注意下さい。
   なお、会場地図は以下のURLを参照して下さい。
  http://www.kmsj.org/rainbow.gif


3、参加連絡先
  副部会長  杉浦さん宛 tadashi_sugiura@nifty.com
  ※メールには「KM学会12月9日理論・企業調査研究部会に参加希望」
  と必ず明記してください。


4、講演内容
  講演1 キューピーのKM近況とシンガポールKMasia参加報告
  講演者 中島周(キューピー株式会社法務部 取締役部長)


  講演2 J&JのKM近況と香港asia-pacific KM参加報告
  講演者 小野崎 耕平(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
            エチコン事業部 ナレッジエンジニアリング室)



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[MAKE部会メンバーの寄稿]

◆KM学会8月27日理論・企業調査研究部会報告(2)
(理論・企業調研究部会員、MAKE部会員、
             (株)リコー おじさん通信担当 松本優)

■R&D部門の覆面講師が語る「R&D部門のKMとネットコミュニティについ
て」(2)

前回はA社で統制型のIT化が進む中で自律型のユニークな「女王様のフォーラム」が
誕生し一大旋風を巻き起こし、やがて大きくなりすぎて、惜しまれつつ終わったと
いう所まででしたね。

◆統制型と自律型の融合したコミュニティの事例(3)
Jさんが本社スタッフ(社長の近くにいた)を兼任していた時期に立ち上げたコミュ
ニティの事例です。

★情報発信型コミュニティ「A」
これは「社長の思いを伝えたい」との発想から生まれた。
目的はトップの方針を分かりやすく伝え浸透させるという一見統制型みたいだが、
発想(企画)、運営は自律型。
*トップの方針の解説(電子紙芝居)、用語解説
*掲示板型コミュニティ
・時事的解説、催し案内、書籍紹介、ニュース
*フォーラム型コミュニティ
・参加者による情報提供、質疑、意見・提案
目玉は、掲示板に掲載された情報に応答(質問・意見など)すると、自動的にフォ
ーラムに掲載されるようになっている。また、フォーラムの中からの提案が取り
上げられ伝達型のの掲示板に掲示されることもある。
伝達型の掲示板と自律型のフォーラムを情報が行ったりきたり、この点が「融合
型」
なわけです。

★このコミュニティの特徴
*一人でなく担当部門のスタッフがよってたかって情報発信
・柔らかい解説・質問/疑問/批判に答える内容・語りかける口調・違う言葉で色々
な角度から・タイムリーな話題等を心がけたが、なかなかやわらかい解説や語り
かける口調にはなじめないスタッフもいたとか。
*色々な部門の色々な人が発言
*他の社内の人気掲示板やメルマガとタイアップしたり相互リンクも
*業務伝達型(統制型)と自主運営型の融合

★このコミュニティの教訓
*スローガン伝達型から「思いの伝達」へ
・紋きり口調では新しいアイデアは涌き出ない
・こちらに「熱い思い」が無ければ、何も伝わらない
*書き込み数とアクセス数の相関
・書き込みがある数を超えるとアクセスが急激に伸びる
*ここでも「サクラ」と「お囃子」が大切(ものを言った)
*常連客は大切に

◆R&D部門におけるグローバルに展開した総合的知識共有促進コミュニティの事
例(4)

★グローバル知識共有促進コミュニティ「G」
*インフラとしてはLAN、WANのNotesもイントラネットもインターネットも混在し、
世界にまたがるR&Dの全メンバー対象のスケールの大きなコミュニティ。
しかも、統制型コミュニティと自律型コミュニティの融合した「知識のデパート」
*狙いは
さまざまなレベルでの知識コミュニティの誕生を目指す。...試行錯誤の段階
*この知識のデパートの中にはこんな出店がだせるようにしてある。
・文書管理システム(統制型)
  研究成果や論文、技術メモなどルールにしたがって書き込んだり、必要な人が
 参照したりの仕組み(アクセス制限もあり)
・部門ホームページ(部門自律型)
・個人ホームページ(自律型)
・各種フォーラム(自律型)
・各種サービス(サービス提供型)

★このコミュニティの特徴
*時差型コミュニケーション
・登録文書や個人ホームページへの反応....メール、口頭で、個人ホーム
 ページへの記載
・反応に対する応答....個人ホームページなど
*フェース・トゥフェースとの融合
・専門研究会、オープンフォーラム、社内講演
 分野以外の人も出席して発表、違う分野の人とディスカッションなど。この内容
 が部門ホームページや個人ホームページなどに反映されるという意味で「融合」
 まだまだ「端緒についた」という段階ですがとのこと。

★このコミュニティでのしかけ
*メルマガの発行、促進HPの作成して
・特集記事
・個人ホームページの紹介
・アクセスランキング
・新着情報等
*他の社内媒体での紹介...効果はアクセス数に顕著に表れる

◆最後に、今後のコミュニティについて

★表現のリッチ化
・カラー化、動画化、3D化、におい、味.?..
★時空の同時化(ある意味の逆行)
・チャット(ビデオチャット?今の先行指標は若者)、電子会議
・会議/講演の電子化
★リアルとバーチャルの融合
★ハイパーバーチャル
・バーチャル人格との対話
この項は紙面の都合で項目だけの紹介にとどめます。

◆尚、当日参加者の中には実際に知識コミュニティを運営したり、関わって
いる人も多く活発な質疑応答がなされて終りました。

補足
このJhonさんの発表の女王様のフォーラムが、山崎秀夫さんが関わっている以下の
URL
のネット上の知識コミュニティ『著者と読者の知識交流Q&A』でも話題になり、
Johnさんも更に回答したりでにぎわっています。是非そちらも覗いてみてくださ
い。
(質問185.187など)
http://internet.impress.co.jp/QA/

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◆ポスト・マクルーハン その3 マサージとしてのメディア その1
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎 秀夫)

 さてITネットワーク上における知識コミュニティを論じるにあたり、
筆者は「メディアはマッサージである。」と言うマーシャル・
マクルーハンの主張に注目している。

 「メディアはマッサージである。」と言うのはマクルーハンの
代表的な主張のひとつである。

 この主張に沿った形で、嘗てメディア論では「グーテンべルグによる
印刷術の発明は、部族社会から個人を引き離した」と言った議論や
「テレビ世代はそれ以前の世代とは全くの別人種である。」と言った
議論がマクルーハンを中心になされた点はまだ記憶に新しい。

 またドイツの哲学者ヘーゲルは「近代の人々は礼拝の前に新聞を
読む別の人々である。」と産業革命を背景として登場する近代人の
特徴を述べている。

 マクルーハンによれば人間は自ら作り出したメディアによって逆に
深い影響を受けてしまうのである。

 テレビや新聞などのコミュニュケーション手段が、交換される
メッセージに拘わらず人々の感覚に大きな影響を与え、メディア特有の
ものの見方を育むという訳である。

 ナレッジマネジメントの観点からは、この主張は「人は日常的に
活用するメディアに依存してメディア特有の暗黙知(メディア特有の
視点)を無意識の内に獲得する。」と言う事になる。

 例えば「新聞」を介したコミュニュケーションは、常に「雑多な情報を
一覧する視点」を近代社会に暮らす人々にフレームとしてもたらしたの
である。

 更に面白いのはこの意味での暗黙知(メディア特有の視点)の獲得は
身体性(感覚的な変容)を通して為されるとされている点である。

 さて21世紀の日本も遅ればせながら知識社会に突入し、「個の確立と
経営の可視化」、「社員の自律」、「支援型リーダシップの重要性」、
更には「自己実現」などの重要性が叫ばれている。

 その中で新しい経営者像や社員像として知識ワーカーのコンセプトが
強調され始めている。

 それでは如何にして知識ワーカーの育成の基本である「個の確立」や
「社員の自律」を実現するのか。「知識ワーカー育成の為の具体的な
プログラムはあるのか。」と言う疑問が出てくる。

 知識ワーカーは「手の技などの身体知」を非常に重視した工業社会の
スキルワーカーとは異なる存在である。

 特に我が国の高度成長期の競争力を支えたスキルワーカーの「手の
技などの身体知」は、終身雇用制や徒弟制などの集団主義と呼ばれる
「内向きの部族社会」で「以心伝心、阿吽の呼吸、察し」と言うコミュニュ
ケーション・メディアにより伝承された。

 なかんずく我が国企業では、身体知伝承の為の部族的かつ集団主義的な
コミュニュケーション・メディアの活用に秀でていたため、欧米社会で働いた
「新聞などのメディア」による、マクルーハンの言う「個の確立」はなされな
かったと見る事ができる。

 一方、身体的な感覚や行為の上に精神的な能力発揮を重視する
知識ワーカーの育成は、全く話を異にすると考えられる。

 筆者はITネットワーク上での文字によるコミュニュケーションは、それ自体が
知識ワーカーの「個の確立」を促進し、その上で開かれた部族たる自律型の
組織の確立を促すと考えている。

 ネットはそれ自体、活用者のモノの見方を変えるのである。

           <アメリカパテント大学 教授 山崎秀夫>

           
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 [MAKEフラッシュ  メールマガジン]

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 Copyright(C) 2003 日本ナレッジ・マネジメント学会
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□ 目次
[学会からのお知らせ]
◆第7回年次大会 発表者及びコメンテータ募集
◆理論・企業調査研究部会、ヘルスケア研究部会による合同部会開催について


[MAKE部会メンバーの寄稿]

◆ポスト・マクルーハン その4 マサージとしてのメディア その2
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア研究部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)

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[学会からのお知らせ]

◆第7回年次大会 発表者及びコメンテータ募集

 学会からのお知らせです。第7回年次大会が来る平成16年3月11日(木)
に三菱総合研究所に於いて統一論題 『人間回復の知のシステム』と題し
て開催される予定です。
 ついては、発表者及びコメンテータを学会員の皆様から募集したいと思
います。

 ・発表者2名(発表時間:30分程度)
 ・コメンテータ2名(今回募集する発表者の発表内容についてのコメント他)

 応募締め切り:平成15年12月15日(月)まで
 連絡先   :日本ナレッジ・マネジメント学会事務局 森田宛て
        Eメールアドレス kms@gc4.so-net.ne.jp

 ご応募、お待ちいたしております。

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◆理論・企業調査研究部会、ヘルスケア研究部会による合同部会開催について

 皆さん今日は。 理論・企業調査研究部会及びヘルスケア研究部会
並びに国際部担当理事の山崎秀夫です。

 年末にあたって企業調査研究部会及びヘルスケア研究部会の
合同研究部会を行実施する事になりました。

 今回は最近の日本ナレッジマネジメント学会の国際志向を
反映して、本年11月にアジアで行われる二つのKM国際大会に
スピーカーとして参加された方々に講演をお願い致しました。

 まずシンガポールで11月初に行われたkmasia2003に日本代表
として講演されたキューキーの中島様より、キューピーKMの現状と
シンガポール大会の状況についてご講演いただきます。

 また香港で11月末に行われるアジアパシフィックKM国際会議に
キーノート・スピーカーとして参加されるジョンソン・エンド・ジョンソンの
小野崎様(ヘルスケア研究部会長)より同社KMの現状と香港大会の
状況についてご講演いただきます。

 今回はオープン研究会ですので、参加希望者はどなたでも歓迎
致します。

1、開催日  平成15年12月9日(火) 18:00〜20:00


2、開催場所     
  飯田橋レインボービル2階D会議室      
  ※今回は通常とは違う会議室で開催いたしますのでご注意下さい。
   なお、会場地図は以下のURLを参照して下さい。
  http://www.kmsj.org/rainbow.gif


3、参加連絡先
  副部会長  杉浦さん宛 tadashi_sugiura@nifty.com
  ※メールには「KM学会12月9日理論・企業調査研究部会に参加希望」
  と必ず明記してください。


4、講演内容
  講演1 キューピーのKM近況とシンガポールKMasia参加報告
  講演者 中島周(キューピー株式会社法務部 取締役部長)


  講演2 J&JのKM近況と香港asia-pacific KM参加報告
  講演者 小野崎 耕平(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
            エチコン事業部 ナレッジエンジニアリング室)


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[MAKE部会メンバーの寄稿]

◆ポスト・マクルーハン その4 マサージとしてのメディア その2
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎 秀夫)


 前回のコラムを要約すれば、「メディアはマッサージであると言うマーシャル・
マクルーハンの主張をITネットワーク上のコミュニュケーションに当てはめれば、
ネットはそれ自体、活用者のモノの見方(暗黙知)に影響を与える。」と言う事
であった。

 それでは何ゆえネット上の文字によるコミュニュケーションが知識ワーカーの
育成を促進する働きをするのであろうか。

 是に関しては我が国でも心理学者やネット研究者の間で色々な議論が
為されている。

 先ず第一は、「鏡映的自己」と言う視点からの議論である。

 電子メールの作成や掲示板に対する意見投稿などにおいて、メッセージの
発信者は自らがしたためた「意見や主張」などを何度も読み返す事により
客観的に眺める事ができると言う点である。
まるで「鏡に映し出した自己像」のように外から眺めた自分の内面を見る事が
できると言う発想である。
(電子メールや掲示板への投稿内容を何度も読み返す効果を論じています。)

 企業の場合には、この事が社員の自律を促進すると考えられる。
またネット上では過去に自らが投稿した「意見や主張」を何度も振り返ることが
できる点も重要である。

 振り返りや読み返しにより自らの成長の跡を確認する事ができるからである。

 これは個々の社員にとり、自己を肯定的に変容させる「アイデンテイティの
確立や再確立」のために大きな効果を発揮すると考えられる。

 例えば心理学者の田村毅氏は著書「インターネットセラピーへの招待」の中で、
この点を心理療法上の治療効果として挙げているが、筆者は寧ろ社員の自律、
自己実現への促進効果として重視している。

 第二の点は、「自己開示の促進」と言う点からの議論である。

ネット上のコミュニュケーションはお互いの顔が見えない。
その事が意見を言い易くする人材と環境を作るのである。
これはナレッジマネジメントの視点からも非常に重要な指摘を含んでいる。

「いまここ、Here and Now」の世界では、組織の中のコミュニュケーションにおいて
声の大きい、ポジションの高い人の意見に対する「同調効果」や「自己開示の抑圧」、
「集団浅慮」などの問題点が指摘されていた。

 ネット上のコミュニュケーションにより、知識ワーカーへと成長した社員は、
フェースツーフェスの中で抑圧していたアイデアや意見を表出し易くなるため、
これらの問題が一定程度解決されると言う議論が行われ始めている。

第三の点は「薄いえにしの活用によるアイデア交換の実現」である。

 これまでのスキルワーカーを中心とした工業社会では「知識創造は全人格的な
もの」として、個に集団に対する「自己否定」を要求する徒弟制度的な一体感の
重要性が指摘されていた。

 確かにこれは「型の継承」など「手の技のような身体知」の伝承には有効な
コミュニュケーション環境(メディア)であった。

 しかし斬新なアイデアは何処から来るかわからない。

またお互いの性別の相違、ポジション、過去の履歴、場合によっては風貌などが、
斬新なアイデア伝承のためには、阻害要因(ノイズ)となると言う点が多くのネット
研究者によって指摘されている。

 そのためには「全人格的な付き合い」を越えた、「薄い紐帯(えにし)」による
人の交流のための手段が必要なのである。

             <アメリカパテント大学 教授 山崎秀夫>

<経営品質セミナーのお知らせ>
『経営品質セミナー』〜「世界標準になりつつある経営品質とは?ーその考え方と動向ー」〜New !
日時: 第1回:2003年12月18日(木)
第2回:2004年1月21日(水)
第3回:2004年2月23日(月)
第4回:2004年3月9日(火)

13:30〜17:00(13:00受付開始)
場所: 日本総研東京本社 1F セミナールーム
講師: 理事 高梨智弘
副主任研究員 高橋邦明
副主任研究員 三浦利幸
お問い合わせ先:rcdweb_event@rcd.jri.co.jp

           
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 [MAKEフラッシュ  メールマガジン]

 内容についてのご意見、ご感想などは以下のアドレスにお願いします。
 学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp

 Copyright(C) 2003 日本ナレッジ・マネジメント学会
 All rights reserved.

 発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
 編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)



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☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
 MAKE フラッシュ
 第44号   2003/12/15
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★

発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局

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 KMSJの中核研究会の一つである企業評価部会”MAKE”事務局から
のお知らせです。MAKEとは、Most Admired Knowledge Enterprises の
略称であり、英国Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社などの一流企業
のknowledge活用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。

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□ 目次
[学会からのお知らせ]
◆知的行動 実践検証部会メンバー募集
◆リスク・マネジメント研究部会メンバー募集
◆2003年度組織認識論研究部会経過報告
          (大阪学院大学 喜田助教授よりの投稿)

[MAKE部会メンバーの寄稿]

◆ポスト・マクルーハン その5 「ホットとクール」に見る身体感覚重視 その1
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア研究部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)

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[学会からのお知らせ]

◆知的行動 実践検証部会メンバー募集

 ナレッジマネジメントを組織論ではなく、組織を構成する個人の能力向上に
注目して、より大きな効果を生み出すことを目標に「知的行動 実践検証部会」
を立ち上げさせていただくことになりました。学問としてナレッジマネジメント
を“研究する”のではなく、自らの“実践を通して効果を検証する”部会で
ありたいと考え、あえて研究部会ではなく「実践検証部会」と命名しました。
 部会の立ち上げを皆様にお知らせするとともに部会メンバーの募集をご案内
します。自らを被験者とした実践検証、という考え方にご賛同いただける方が
いらっしゃいましたら、是非ともご参加ください。新たな知を創造する人材を
目指し自己変革を促す“道場”にてお会いいたしましょう。
 なお、募集の詳しい内容につきましては、添付のファイルをご覧下さい。
(File名:知的行動部会募集要項.doc)


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◆リスク・マネジメント研究部会メンバー募集

 この度、リスク・マネジメント研究部会を新しく立ち上げる運びとなりました
ので、皆様にお知らせ致しますとともに、研究会の登録メンバーを募集致します。
会員の皆様の積極的なご参加をお願い申し上げます。
 なお、募集の詳しい内容につきましては、添付のファイルをご覧下さい。
(File名:リスクマネジメント研究部会趣意書・登録申込書.doc)


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◆2003年度組織認識論研究部会経過報告
          (大阪学院大学 喜田助教授よりの投稿)

座長の神戸大学加護先生に代わり、事務局をご担当されている
喜田先生より投稿がありましたのでご紹介します。

<2003年度組織認識論研究部会経過報告>

 今年3月に設立、設立記念研究発表会を行い、その後、2回の
研究発表会を持つことができました。
研究発表会においては発表者はもちろん多数の先生方の協力があり、
何とか遂行することができましたことを感謝いたします。
 今回、研究発表会でのプログラムなどを示すことでその経過報告と
したいと思います。

 本研究部会は、以下のような概要でスタートいたしました。

● 組織認識論研究部会概要

目的;認知的組織科学での諸研究(表象化の研究、利用(機能と
逆機能)の研究、変化・形成の研究)、組織科学において認知的と
される研究を展望・紹介することで、ナレッジマネジメントを理論的に
位置づける。


● 第1回設立記念研究部会

 テーマ:組織認識論研究部会の設立記念;組織認識論とは。
設立記念として、組織認識論に広い意味で含まれると思われる研究者に
よる研究発表を行う。そこでの主要なテーマは、組織認識論とは何か
もしくは範囲を方向付けることである。

日時:3月29日(土曜日)10:30−17:50
場所:大阪学院大学
   吹田市岸部南2−36−1 アクセス方法(JR岸辺駅、阪急正雀駅、
   徒歩5分)
定員:50−70名

タイムスケジュール(プログラム)
10:00より−10:30 受付開始
10・30−10:40 喜田昌樹(事務局より)、組織認識論研究会の
            設立意図と概要,今日のプラン
10:50−11:40 研究発表「組織的知識構造の構造と組み立て」 
            喜田昌樹 大阪学院大学 企業情報学部
11:40−13:00 昼食休憩
13:00−13:30 学会理事からの言葉
13:40−14:10 「組織認識論の可能性ー知識創造理論を超えて」
            加護野忠男  神戸大学 経営学部
14・20−15:10 「文化の共有することの意味」       
            出口将人 名古屋市立大学 経済学部 
15:20−16:10 「コンピタンスを作る」       
            松本雄一  北九州市立大学 経済学部
16:20−17:10 「戦略的意思決定の作法」       
            小高久仁子 京都産業大学  経営学部
17:10−17:30 まとめ   加護野忠男   神戸大学 経営学部
            喜田昌樹  大阪学院大学 企業情報学部
17:30−17:50 今後の予定

▲簡単なコメント及び予定
  設立記念では、組織認識論の範囲や方向性を示すことを目的に、
 経営戦略、組織文化、意志決定、スキル研究において認知的な研究を
 取り上げ、紹介しました。今後もこのような領域において認知的研究を
 行われている研究者の参加を希望します。


● 第2回研究会プログラム

テーマ:1)コンカレントラーニング
    2)知識コミュニテイ・ビルデイングとポスト野中へのアプローチ

日時:7月6日(日曜日)13:30−17:00

場所:神戸大学 経営学部の大会議室


タイムスケジュール(プログラム)

13:30−14:20(発表30分)「コンカレント・ラーニング・プロセス―
                  創造性を生み出す仕組みと特性」
                  古澤和行 (名古屋大学大学院経済学
                  研究科博士後期課程)

14・30−15:20(発表30分)「コンカレント・ラーニングの全体像―
                  新しい解を生む原動力としての
                  問題解決と知の創造の連鎖」
                  吉田孟史(名古屋大学大学院経済学
                  研究科助教授)

15:30−16:20(発表30分) 「知識コミュニテイ・ビルデイングと
                     ポスト野中へのアプローチ」
                     山崎秀夫(野村総合研究所)

16:30−17:00 まとめ、今後の計画について。

参考文献
吉田孟史編著,(2003), 『コンカレント・ラーニング・ダイナミクス』,白桃書房


▲簡単なコメント及び予定
コンカレントラーニング及び組織学習については、今後も組織認識論研究部会
において議論する予定です。その際は、この領域の研究者の協力をお願い
いたします。

 また、知識コミュニティーなどのナレッジマネジメント手法に関しても、
社会心理学や認知心理学の立場からの議論を行う予定です。




● 第3回研究会プログラム

日時:9月27日(土曜日)14:00−16:30

場所:神戸大学 経済学部の大会議室

タイムスケジュール(プログラム)

14:00ー14;50(発表30分) 「IT主導型ナレッジ・マネジメントの課題-
                     先行研究の知識観を越えて-」
                     筒井万理子 (神戸商科大学大学院)

15:00−16:00(発表30分) 「リニューアルの経営: 90年代の3Mの
                     事例分析」
                     伊藤博之(滋賀大学経済学部企業経営
学科)

16:00−16:30 まとめ、今後の計画について。


▲簡単なコメント及び予定
 この二つの研究から、ナレッジマネジメントのケース分析の重要性が提示された
と思います。それゆえ、日本企業でのケース分析を含めた実態調査を今後の予定
としたいと思います。

● 今後の予定など
 以上のように、本年度において、10人の発表者を迎えることができました。
なお、研究発表会においては、約25名(1回あたり)の参加がありました。

そこで、今後の予定ですが、3月を年度始めとして、その年次の第1回の研究発表会を
行う予定です。その後、7月末と9月の末に研究発表会を2回行う形で活動する
予定です。日時は未定ですが、多くの方の発表をお待ちしております。

また、そのテーマとして、データマイニング及びテキストマイニングを付け加える
予定です。特に、データマイニング手法の組織の中での組み込み方などを中心に
議論したいと思います。
そのほか、ホームページの開設なども予定しております。            
                   以上


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[MAKE部会メンバーの寄稿]

◆ポスト・マクルーハン その5 「ホットとクール」に見る身体感覚重視 その1

(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎 秀夫)


 マクルーハン理論で面白いのは、メディアを「ホット」と「クール」と
言う感覚表現で論述しているところである。

 クールなメデイアとは元来、「情報の精細度が低く、受け手の参画度の
高いメディア」と言う意味で使われており、逆にホット・メディアは「情報の
精細度が高く、受け手の参画度が低いメディア」と言う意味である。

 その結果、ラジオや映画は何故か「ホット」に分類され、電話やテレビは
何故か「クール」に分類されるなど、その論理性は必ずしも明快ではないが、
非常に面白い発想であると世間から受け止められてきた。

 このメディアを「ホット」と「クール」に分類する議論は、我が国でも60年代に
一世を風靡したのである。

 さて筆者が注目している点は、マクルーハンがメディアを「ホット」と
「クール」と言った感覚的なもの、即ち「身体的なもの」と考えてきたところ
である。

 心理学では一般に、知覚としての身体感覚を視覚、聴覚、触覚に分類する。
例えば有名な心理学者グレゴリ−・ベイトソンらがその創設に影響を与えたと
する「神経言語プログラム」も身体的な知覚を視覚、聴覚、触覚に分類して
いる。

 面白いのはマクルーハンの系譜でメディアを論じる場合、視覚や聴覚、
触覚は必ずしも独立して働いている訳ではなく、相互に影響を与えながら
働いているとする点である。

 例えばメディアとしての電話を論じる場合、電話は必ずしも聴覚的なメディア
として考えられている訳ではなく、同時に触覚的なメディアとしても考えられて
いる。

 例えば「電話に向かって頭を下げている営業マンの姿」などが良く議論の
対象になる。これは聴覚的な(顧客との)会話が触覚を刺激し、身体行動を
誘発していると考えられるのである。

 メディアと身体感覚の議論は暗黙知理解を深化させる視点から非常に
重要であると筆者は考えている。


           
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 [MAKEフラッシュ  メールマガジン]

 内容についてのご意見、ご感想などは以下のアドレスにお願いします。
 学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp

 Copyright(C) 2003 日本ナレッジ・マネジメント学会
 All rights reserved.

 発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
 編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)



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 MAKE フラッシュ
 第45号   2003/12/26
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★

発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局

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 KMSJの中核研究会の一つである企業評価部会”MAKE”事務局から
のお知らせです。MAKEとは、Most Admired Knowledge Enterprises の
略称であり、英国Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社などの一流企業
のknowledge活用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。

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□ 目次
[学会からのお知らせ]
◆知的行動 実践検証部会メンバー募集
◆リスク・マネジメント研究部会メンバー募集

[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆国際部会の活動から
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア研究部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)

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[学会からのお知らせ]

◆知的行動 実践検証部会メンバー募集

 ナレッジマネジメントを組織論ではなく、組織を構成する個人の能力向上に
注目して、より大きな効果を生み出すことを目標に「知的行動 実践検証部会」
を立ち上げさせていただくことになりました。学問としてナレッジマネジメント
を“研究する”のではなく、自らの“実践を通して効果を検証する”部会で
ありたいと考え、あえて研究部会ではなく「実践検証部会」と命名しました。
 部会の立ち上げを皆様にお知らせするとともに部会メンバーの募集をご案内
します。自らを被験者とした実践検証、という考え方にご賛同いただける方が
いらっしゃいましたら、是非ともご参加ください。新たな知を創造する人材を
目指し自己変革を促す“道場”にてお会いいたしましょう。
 なお、募集の詳しい内容につきましては、添付のファイルをご覧下さい。
(File名:知的行動部会募集要項.doc)


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◆リスク・マネジメント研究部会メンバー募集

 この度、リスク・マネジメント研究部会を新しく立ち上げる運びとなりました
ので、皆様にお知らせ致しますとともに、研究会の登録メンバーを募集致します。
会員の皆様の積極的なご参加をお願い申し上げます。
 なお、募集の詳しい内容につきましては、添付のファイルをご覧下さい。
(File名:リスクマネジメント研究部会趣意書・申込書.doc)


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[MAKE部会メンバーの寄稿]

◆国際部会の活動から
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎 秀夫)


 皆様今日は。国際部の山崎秀夫です。

 今年は日本KM学会からもフランス、シンガポール、香港、韓国と
海外の大会への参加者派遣やスピーカー派遣が相次ぎました。

 会員のみならず理事の皆様も忙しく、高梨専務理事には講演のため
フランスへ、国際部久米理事には学会間の連携打ち合わせの為、
シンガポールへと緊急に飛んで頂きました。

 派遣者の皆様、本当にご苦労様でした。

 来年も予算を見ながらですが、できるだけこのような学会からの国際大会
派遣を続けたいと思います。

 さて年末を控えてフランスで活躍された小野瀬会員と香港で基調講演を
された小野崎会員のレポートをお届けし、メルマガ編集よりの年末の
ご挨拶代りと致します。

 おっと忘れるところだった。メルマガ編集担当の川又さん、学会事務局の
森田さん、今年も一年ご苦労様でした。

 メリークリスマスと皆様に良いお年を!!

来年も宜しくお願い致します。


●フランス第6回KMフォーラムレポート
(報告者:小野瀬由一 ヘルスケア副部会長)

 去る10月7日〜8日、フランス第6回KMフォーラムへKMSJから
高梨智弘専務理事(博士・日本総合研究所理事)、小山昇氏
(兜髄野代表取締役社長)の両氏がスピーカーとして、また
小野瀬由一(ヘルスケア研究部会副部会長)が調査員兼通訳
として派遣されたので概要をレポートします。

 第6回KMフォーラムのメインテーマは「ナレッジによるビジネス
変革」と設定され、パリ国際会議場3F(ポルト・マイヨ)のメイン会場では、
運営責任者Richard D.Collin氏の進行により2日間に亘り基調講演、
座談会、討議などが行われました。

 また、ワークショップ会場、展示会場では参加企業(38社)の
プレゼンテーションや最新KMツールやKMソフトウエアの展示があり、
参加者数は悪天候にもかかわらず昨年並の1,323人に達しました。

 なお、2日間の基調講演は以下の三氏により行われました。

@10月7日(火)11:15〜12:00「日本型ナレッジ・マネジメント」
         スピーカー:高梨智弘KMSJ専務理事(博士・日本総合研究所
理事)
A10月7日(火)17:00〜17:30「知識領域における企業変革の戦略的推進の必要性」
         スピーカー:Albert A. Angehrn教授・博士(INSEAD大学)
B10月8日(水)9:45〜10:30「兜髄野のナレッジ・マネジメント」
         スピーカー:小山昇氏(兜髄野代表取締役社長)


●5th Asia Pacific KM conference 参加報告
(小野崎耕平 ヘルスケア部会長)

この度は標題の国際会議への参加の機会を頂きまして誠に
有難う御座いました。

以下会議の内容につきご報告させて頂きます。

●会議の概要

-名称 :5th Asia Pacific KM conference
-主催 :The Hong Kong Knowledge Management Society
        (Chair:Waltraut Ritter)
-会期 :2003年11月27日〜11月28日
-場所 :Bloomberg Auditorium(Cheung Kong Centre, Hong Kong) 
    ※ブルームバーグ社のオフィスの中にある大変豪華な
      トレーニングルーム。
-参加 :アジア太平洋地域の各国のほか、米国、英国、オーストリア
        などから約80名 が参加
-協賛 :Bloomberg、Microsoft、VIGNETEE社(IT関係)


●小野崎からのプレゼンテーションについて(大会二日目)

 営業マーケティングでの実践事例が少ないとのことで注目され
ていたようである。香港では、プロフェッショナル・ファームやメーカーの
R&D、製造・オペレーションの現場などでのKMはそれなりに事例がある
ものの、営業・マーケ事例は殆ど見られないとのことである。

 一方で、香港は商売人の街であり、求められている事例はまさに
営業・マーケでのKM事例であるとのコメントがRitter氏はじめ複数からあった。
  
▲発表で反響が多かったポイント

1.SOHO中心の勤務形態でのKM(SOHOそのものも意外だったようです)

2.イントラネット掲示板の匿名運用、また、匿名での議論では、序列や
  権威に関係なく、発言内容だけが問われるという点

3.社員による知識発表イベントである「ナレッジ学会」

4.営業/マーケ/管理職とJobのタイプ別に巻き込みプロセスを変えている。
  特に営業部門の巻き込みには「シンプルに」「面白く」行う。

5.序列の強い組織からフラットな組織を作るというコンセプト

6.中間管理職の存在意義、Valueの出しどころが変わっている

7.KMにより、社員の思考停止(Stop thinking)を招いている可能性がある
  などHRM(人材マネジメント)への示唆

 特に、匿名運用やStop thinkingは大きな反響を呼び、終了後5名ほどの
質問があった。特に「Stop Thinking」は二日目のキーワード、流行語になった。

 他のプレゼンテーションでは殆ど質問が出なかったことを考えると、
議論の素材 としてHRMへお示唆、マネジメントへの示唆は面白かった
ようである。

 質問では、「匿名性にして変な投稿が出たらどうするんですか?」
「思考停止には人材開発の面からどういう手を打ちますか?」
「やはりFace-to-Faceのほうがよいのでは?」などという日本のKM学会でもよく
見られる内容のものが中心であった。

▲所感
 万が一スピーチで伝えきれなくても、スライドを見れば概念的にパッと理解で
きるようにスライドに図表を多用、またキーメッセージ(Take Away)を一言書く
というシンプルな体裁にしました。

 事前に山崎理事からも「チャートやイラストを多用したほうが良い」有用な
助言を頂いておりました。

 これが効を奏し、当日のプレゼンでは'非常に分りやすい'とのコメントが
多く寄せられました。

 私のような「喋り」が今ひとつの日本人発表者は、一目でわかるシンプルな
スライド、これが必須だと感じました。また、私を含み、多くの日本人にとっては、
英語での討議はやはり大変だと思います。

 プレゼンテーションそのものは、ある程度の準備と練習が可能ですので
良いのですが、質疑応答や討議になると正確な聞き取りが出来ないケースが
少なからずあり、私もこれに悩まされました。

 社内や業界内の会議ですと共通言語が多いので良いのですが、中国系を
はじめとする多様な発音と早いスピードの英語を正確に聞き取り、理解するのは、
やはりかなりの英語力が必要だと痛感した次第です。
(もちろん、もっとも重要なのは「コンテンツ」「要は何が言いたいのか?」という
 メッセージにあると思います)。

 今後のプレゼンター選定の際にご参考になれば幸いです。


●会議の内容について

 80名弱の参加ですが、演題も演者もなかなかバラエティーに富んでおり盛り
上がりを見せた。

 理論と実践、アカデミアと実務家のバランスもよく、非常に良い会だと感じた。

 これは万国共通だと思われるが、ビジネススクールの先生や研究者の話は退屈
(寝る人が続出)、実践事例は大ウケ、というように聴衆に顕著な反応の差が見ら
れた。

 アカデミック系の発表では、豪州のビジネススクールによるHuman Resource
Managementを強く意識すべきとの発表が注目を集めていた。

 また私の提示したケースがKMとHRDを考える好事例とのことで、非常にタイムリーで
議論が盛り上がった。また香港理工大学によるコミュニティー内のe-mail送受信
データを利用した「Social modelの自動生成システム」も注目を集めていた。

 事例紹介では香港ドラゴンエア(小規模の航空会社)での全社的KM事例が注目を
集めた。現場のオペレーションから管理部門まで統合した事例で、プレゼンテーターは
「戦略・組織課題をもとにKMを設計する必要がある」という点を強調していた。

  参加者のコメントなどから感じた全般的な雰囲気は、次のとおり。

  ・ コミュニティーアプローチ、COP(Community of Practice)が当たり前。
  ・ 戦略や組織論に基づいてKMが定義され実行されるべきだ
  ・ 理論は多いが、それにしても実践事例/成功事例が少なすぎる。特に事業会社
   での営業/マーケティング系の事例はもっと欲しい


●おわりに

 多くの参加者から、「日本のKM学会は600人もメンバーがいて、大変な盛り上がりを
見せていると聞いた」という話を聞きました。

 また具体的な活動内容についても随分と質問されました。

 アジアでの学会の主要メンバーは、日本は部会の活動が活発であるとの印象をもって
いました(前回のシンガポールでのInputによるものと思われます)。

 またヘルスケア分野は、例えば病院経営での医療事故問題などは、どの国でも
問題になっており、例えばシンガポールでは病院経営へのKM適用に注目しているとの
ことでした。国際連携のテーマとしては非常に良いと感じました。

 一方で日本の実践事例についての認知は低いように感じました。

 日本には好事例が多くあり、もっと世界に発信していくことは、日本/KM学会/企業の
PRだけでなく、討議から新しいナレッジが生まれることによるValueは非常に大きいと
思います。

 そういう意味においても英語版Webの立上げは非常にタイムリーと思います。

                         以上
           
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 内容についてのご意見、ご感想などは以下のアドレスにお願いします。
 学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp

 Copyright(C) 2003 日本ナレッジ・マネジメント学会
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 発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
 編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)



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 第46号   2004/1/16
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 KMSJの中核研究会の一つである企業評価部会”MAKE”事務局から
のお知らせです。MAKEとは、Most Admired Knowledge Enterprises の
略称であり、英国Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社などの一流企業
のknowledge活用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。

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□ 目次

[学会からのお知らせ]
◆知的行動 実践検証部会メンバー募集
◆リスク・マネジメント研究部会メンバー募集

[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆揺さぶりコラム その1 暗黙知はコード化された知か
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア研究部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)

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[学会からのお知らせ]

◆知的行動 実践検証部会メンバー募集

 ナレッジマネジメントを組織論ではなく、組織を構成する個人の能力向上に
注目して、より大きな効果を生み出すことを目標に「知的行動 実践検証部会」
を立ち上げさせていただくことになりました。学問としてナレッジマネジメント
を“研究する”のではなく、自らの“実践を通して効果を検証する”部会で
ありたいと考え、あえて研究部会ではなく「実践検証部会」と命名しました。
 部会の立ち上げを皆様にお知らせするとともに部会メンバーの募集をご案内
します。自らを被験者とした実践検証、という考え方にご賛同いただける方が
いらっしゃいましたら、是非ともご参加ください。新たな知を創造する人材を
目指し自己変革を促す“道場”にてお会いいたしましょう。
 なお、募集の詳しい内容につきましては、添付のファイルをご覧下さい。
(File名:知的行動部会募集要項.doc)


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◆リスク・マネジメント研究部会メンバー募集

 この度、リスク・マネジメント研究部会を新しく立ち上げる運びとなりました
ので、皆様にお知らせ致しますとともに、研究会の登録メンバーを募集致します。
会員の皆様の積極的なご参加をお願い申し上げます。
 なお、募集の詳しい内容につきましては、添付のファイルをご覧下さい。
(File名:リスクマネジメント研究部会趣意書・登録申込書.doc)


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[MAKE部会メンバーの寄稿]

◆揺さぶりコラム その1 暗黙知はコード化された知か
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎 秀夫)

 筆者はナレッジマネジメントのアカデミックな研究レベルは、まだまだ
ギリシャ哲学におけるエンペドクレスの「万物は火、土、水、風の元素から
出来ている」と言った、「まだまだ初歩的なレベル」に留まっていると
考えています。

 このままでは他の学問領域との間にギャップや不整合が発生し、
いずれ忘れ去られてしまうと危惧しています。

 そこで今年からナレッジマネジメントの基礎的な常識を大いに揺さぶる
コラムを始めます。

 最初は「記号論」の登場です。

 さてフランスのソシュールに始る「記号論」はとっても面白い。「記号論」は
記号としての言語研究から始って、あっという間に言語研究の枠を逸脱し、
文化や自然の中にある文化の中の目に見えない慣習を「言語のようなもの」
即ち、記号(コード)として見る方向に進んだのである。

その結果、未開民族の婚姻などの研究から新たな哲学である「構造主義」が
生まれた事はよく知られている。

 確かに婚姻も一種の意味を持ったコミュニュケーションであり、構造が
パターン化される限り記号(コード)と考えられる。筆者は文化の中の見えない
慣習の例としてフィギアスケートなどのスポーツも記号(コード)であると
考えている。

 フィギアスケートには六つの異なるジャンプを始め、色々な基本形があり、
それらの基本形を組み合わせて音楽に乗り、意味のあるストーリーを表現する
スポーツである。

 これは明らかに意味を持ったコミュニュケーションであり、記号(コード)である。

 そう考えれば陶芸や柔道などの「技」も色々な基本形の組み合わせから
成立っており、一種の記号(コード)と考えられる。

 徒弟制度における技の進展は「守破離」として表現されているが、これも
一種の記号(コード)である。

 そう考えれば企業事に発達する「何をどう見るかの思考様式」、「やっては
いけないことは何かなどの行動規範」など暗黙の「思考前提」なども一種の
記号(コード)と考えられる。

 成る程、記号論は社会において「構造化された人間=コードだらけの人間」を
想定している訳である。

 それなら暗黙知は記号(コード)化された知なのか? 

 確かに「手の技」、「暗黙の思考前提」、「混沌とした経験などの臨床の知」など
意味を持つコミュニュケーション的な性格の暗黙知は記号(コード)と考えることが
出来る。

 それでは記号(コード)でない暗黙知はあるのか?

 創造性を「新しいイメージの生成とその表現」と考える場合ははどうなのか?

 例えば画家のピカソは、手前の顔とその後ろの顔を同時に描く画風を持っていた。
これは明らかに記号(コード)である。

 しかし芸術や言語的な表現にも記号(コード)を越えたものがあると言われている。
詩や文学作品の全く新しい意味の創造、表現の工夫がそれである。それなら
新しい技や新しい発想など創造性の発揮される瞬間だけは、暗黙知の働きも
記号(コード)でないと言えるのか。

                         以上
           
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 第47号   2004/2/2
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編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局

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 KMSJの中核研究会の一つである企業評価部会”MAKE”事務局から
のお知らせです。MAKEとは、Most Admired Knowledge Enterprises の
略称であり、英国Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社などの一流企業
のknowledge活用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。

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□ 目次
[学会からのお知らせ]
◆第7回学会年次大会開催のお知らせ
◆2/26理論・企業調査研究部会、国際部合同部会開催について

[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆ポスト・マクルーハン その6 「ホットとクール」に見る身体感覚重視 その2
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア研究部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)

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[学会からのお知らせ]
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◆3/11第7回学会年次大会開催のお知らせ
 
 平成16年3月11日(木)に、第7回年次大会を
三菱総合研究所で開催いたします。
開催要領につきましては、以下のURLをご参照ください。
 なお、年次大会申込用紙の発送をさせていただきます。
住所変更などございましたら、お早めに学会事務局まで
お知らせ下さい。

http://www.kmsj.org/20040311.htm

 お問合せ先 日本ナレッジ・マネジメント学会事務局
 〒103-0022
 東京都中央区日本橋室町3−1−10 田中ビル4階
 TEL 03-3270-0020 FAX 03-3270-0056
 kms@gc4.so-net.ne.jp

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◆2/26理論・企業調査研究部会、国際部合同部会開催について

 皆さん今日は。担当理事の山崎秀夫です。
2004年第一回の理論・企業調査研究部会を国際部と合同で実施
致します。今回は本年のアジア地区海外派遣候補による発表です。

 今回もオープン研究会ですので、参加希望者はどなたでも歓迎
致します。

1、開催日  平成16年2月26日(火) 18:30〜20:00

2、開催場所     
       飯田橋レインボービル2階A会議室      
      ※今回は通常とは違う会議室で開催いたしますのでご注意下さい。
       なお、会場地図は以下のURLを参照して下さい。
       http://www.kmsj.org/rainbow.gif

3、参加連絡先
   副部会長  杉浦さん宛 tadashi_sugiura@nifty.com
   ※メールには「KM学会2月26日理論・企業調査研究部会に参加
希望」と必ず明記してください。

4、講演内容

  講演タイトル お客様とメーカーをつなぐ −マツダのコミュニティ挑戦−

  講演者    マツダ株式会社 eビジネス戦略室
          ナレッジ・ワンダーランド 小林 洋子さま

  講演概要  
         これまで立上げてきたコミュニティの中の一つ、『でんしょバト』
         を中心にご紹介します。これは、マツダが、プロダクトアウトから
         マーケットインへと変化し、真にカスタマーオリエンティッドな企業
         に生まれ変わるための挑戦のひとつです。 (小林さん談)

  推薦の言葉
         マツダのナレッジマネジメントは、現在カーメーカーにも静かに
         広がりつつある知識コミュニティ(実践コミュニティ)アプローチの
         中で最も進んでいる事例です。昨年秋頃から新しい動きも出て
         来ており、目が離せません。

         又、アジア地区から毎年要請されている派遣候補の一つに数え
         られるほど優れた内容であると考えられます。
         是非、研究発表会にご参加ください。  (部会長 山崎秀夫)


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[MAKE部会メンバーの寄稿]

◆ポスト・マクルーハン その6 「ホットとクール」に見る身体感覚重視 その2

(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎 秀夫)


 さて前回は マクルーハンによる「ホットとクール」のメディアと身体感覚に
関する議論は暗黙知理解を深化させる視点から非常に重要であると述べた。

 それではこの「ホットとクール」と言う視点から、何故お互いが対面で出会った
事も無い二人の間にネット上でコミュニュケーションが成り立つのか考えてみよう。

 脳神経学者のアントニオ・ダマシオは、思考とは「イメージ」であると考え、
外界からの知覚(視覚、触覚、聴覚などによる)と過去の記憶の想起により
身体的な情動のループを通じて作られる「イメージ」を「脳の中の映画」と呼んだ。

 言語的メッセージであれ非言語的メッセージであれ、色々なメデイア媒体を
活用するホットなメッセージであれ、クールなメッセージであれ、これらは共に、
視覚、聴覚、触覚により知覚され、「脳の中の映画」を経て記憶される。

 それらの記憶は想起の過程で情動の身体ループを通じて「ホットとクール」な
感覚が蘇生され、外部知覚と同様に「理性を働かせる感情」が発生する。

 さてネットの上で初対面の人々同士の間でコミュニュケーションが成り立つのは
お互いが背後で類似体験を保持しており、ネット上の交流の過程で記憶の
想起により、上記のような「ホットとクール」な感覚が蘇生されるからだと考えられる。

 ネット上でのコミュニュケーションの成立は、背後にある類似体験の想起
(表象とかレプレゼンテーションと呼ばれるイメージ)があって始めて成立
していると考えられるのである。

 さて面白いのはネット上でのメッセージの受け手と送り手が互い同士思い
浮かべるイメージは、「今ここで」の共体験を経ておらず、コンテキストが薄い分
だけ「多義性」が強くなる点である。記号論はこのような現象を「コードと
コンテキストの相関関係」として論じている。

 「コードとコンテキストの相関関係」の中では、お互いがとんでもない誤解を
生じる余地もあるが、マーク・グラノベターの「弱い紐帯の強さ」の研究に
基づいて、知識コミュニティ研究の中で論じられているように、逆にとんでもない
突然変異のアイデアを生み出す場合も起こりえる。

 これが「記号論的自由」の面白さである。


                         以上
           
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 第48号   2004/2/19
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編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局

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のknowledge活用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。

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□ 目次
[学会からのお知らせ]
◆第7回学会年次大会開催のお知らせ
◆2/26理論・企業調査研究部会、国際部合同部会開催について

[部会からの活動報告]
◆知を生み出す人への挑戦 〜知的行動 実践検証部会 第1回会合記録〜
(東海支部世話人 ナレッジライフスタイリスト  八木 浩一)

[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆<揺さぶりコラム その2 言語表現はアナログ知か その1>
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア研究部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)

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[学会からのお知らせ]
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◆3/11第7回学会年次大会開催のお知らせ
 
 平成16年3月11日(木)に、第7回年次大会を三菱総合研究所にて
開催いたします。開催要領は以下のURLをご参照ください。
 なお、年次大会申込用紙の発送をさせていただいております。
住所変更などございましたら、お早めに学会事務局までお知らせ下さい。

http://www.kmsj.org/20040311.htm

 お問合せ先 日本ナレッジ・マネジメント学会事務局
 〒103-0022
 東京都中央区日本橋室町3−1−10 田中ビル4階
 TEL 03-3270-0020 FAX 03-3270-0056
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◆2/26理論・企業調査研究部会、国際部合同部会開催について

 皆さん今日は。担当理事の山崎秀夫です。
2004年第一回の理論・企業調査研究部会を国際部と合同で実施
致します。今回は本年のアジア地区海外派遣候補による発表です。

 今回もオープン研究会ですので、参加希望者はどなたでも歓迎
致します。

1、開催日  平成16年2月26日(火) 18:30〜20:00

2、開催場所     
       飯田橋レインボービル2階A会議室      
      ※今回は通常とは違う会議室で開催いたしますのでご注意下さい。
       なお、会場地図は以下のURLを参照して下さい。
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3、参加連絡先
   副部会長  杉浦さん宛 tadashi_sugiura@nifty.com
   ※メールには「KM学会2月26日理論・企業調査研究部会に参加
希望」と必ず明記してください。

4、講演内容

  講演タイトル お客様とメーカーをつなぐ −マツダのコミュニティ挑戦−

  講演者    マツダ株式会社 eビジネス戦略室
          ナレッジ・ワンダーランド 小林 洋子さま

  講演概要  
         これまで立上げてきたコミュニティの中の一つ、『でんしょバト』
         を中心にご紹介します。これは、マツダが、プロダクトアウトから
         マーケットインへと変化し、真にカスタマーオリエンティッドな企業
         に生まれ変わるための挑戦のひとつです。 (小林さん談)

  推薦の言葉
         マツダのナレッジマネジメントは、現在カーメーカーにも静かに
         広がりつつある知識コミュニティ(実践コミュニティ)アプローチの
         中で最も進んでいる事例です。昨年秋頃から新しい動きも出て
         来ており、目が離せません。

         又、アジア地区から毎年要請されている派遣候補の一つに数え
         られるほど優れた内容であると考えられます。
         是非、研究発表会にご参加ください。  (部会長 山崎秀夫)


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[部会からの活動報告]

◆知を生み出す人への挑戦 〜知的行動 実践検証部会 第1回会合記録〜

  (東海支部世話人 ナレッジライフスタイリスト  八木 浩一 )


「知的行動 実践検証部会」は、知を生み出す行動を実践する、あるいは
行動できる人を目指して何かを実践していく部会です。もちろん学会らしく、
その行動が再現できるように検証も行っていきます。
 
さる 2/13 に静岡にて、第1回の会合を行い、それぞれのメンバーが、何に
取り組むか、その取り組みへの想いを交え、語り合いました。
 
・仕事の楽しさ、人と関わる意義を感じる時、何が起きているか (田中)
・“目的意識が持てるようになる”型=カリキュラムを作る (八木)
・KMが誘発されやすい環境づくりを模索する (青木)
・コミュニティでの実践を通し自分と組織が成長する (野村)
・手や体を動かしてKnowledgeを生む (今村)
・ワークショップを実践し、自由に意見の言える場を作る (壱橋)
・組織、技術領域を越えて、自由に集まれる場を立ち上げる (林)
 
このように、メンバーの関心は、生み出された知識にではなく、知識を生み
出す人にありました。さらに自らもそうありたい、と想うメンバーの熱意に
共感しあい、勇気を得ました。
 
まだ立ち上がったばかりで、部会としてどこへ歩んでいくか暗中模索ですが、
メンバーそれぞれが毎日の生活の中で何かを実践しつつ、他のメンバーとの
知識、知恵、想い、あるいは悩みの共感、共有を通して、自らの枠を拡げて
いこうと思っています。私たちの取り組みは、まだまだ小さいものですが、
わずかでもみなさんへのご参考になることを願って、今後も引き続き報告
させていただきます。
 
また部会の主旨に賛同いただけて志のある方へは随時追加募集を受け付けて
います。参加ご希望の方は、自らが取り組む具体的な実践内容と、期待する
効果、それを望む理由を、A4・1枚にまとめ、学会事務局(当部会宛)に
送付下さい。   (記:八木浩一)



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[MAKE部会メンバーの寄稿]

◆<揺さぶりコラム その2 言語表現はアナログ知か その1>

(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎 秀夫)


 さて暗黙知にコード(デジタル知)の要素があるならば、言語表現にアナログ知の
要素は無いのだろうか??

 ダーウインの考え方を踏まえた新しい認知心理学ならずとも、言語哲学や記号論の
研究は、もしかすると知識論研究の土台を大きく揺さぶるかもしれない潜在的可能性を
その内部にはらんでいる。

 例えば最近の記号論は言語表現のアナログ的な側面に注目し始めている。

 具体的には、言語の詩的機能や美的機能と言うのがそれである。特に詩人は新しい
言葉の使い方を試すことにより、言葉の新しい意味を作り出そうと言う傾向があることは
良く知られている。彼等は情感豊かな主観的言語表現を自由に使いこなすため、
「言語芸術」とさえ言われている。言語の詩的機能や美的機能とは「論理」ではなく
言語の中の「情感」を重視しているからである。

 面白い事にポルトガル出身の神経科学者アントニオ・ダマシオによれば、情動は
身体に起源があると主張している。そうなれば詩や文学、そしてナレッジマネジメントで
最近良く活用される「物語」など、情感に裏打ちされた主観的言語表現は、明らかに
身体起源の「アナログ知」であると言う事ができる。


 更に記号論は認知心理学から「イメージ・スキーマ」と言うコンセプトを借りてきて、
言語表現のもたらすイメージを論じている。そうなれば非言語的なイメージ主体の
コミュニュケーションと本質的に変らないことになる。

 これらの動きは心理学者兼生物学者グレゴリ−・ベイトソンが言語表現をすべからく
デジタル知と分類したのは、「言語論的展開」と呼ばれる「行き過ぎに対する反動」
があると考えられる。しかし彼はコンピューターの勃興期にあたって非言語的な
コミュニュケーションを重視する一方、言語的な表現を「言語論的展開」のまま素直に
論理的なもの(デジタル的なもの)と解釈した。

 彼が言語表現をデジタル知と考えた背景には、ゴットローブ・フレーゲやバートラ
ンド・ラッセルら言語哲学者が構想した論理言語学の研究、さらにはコンピューター
言語へと発展したチョムスキーによる言語体系の研究などがある。

 フレーゲらは言語表現の意味として主観性の強い心的なイメージを排し、純粋論理的な
側面(デジタル知の側面)のみを強調した。これらいわゆる、ロゴス(理性)中心主義は
主観的なイメージや情感を含まない客観的かつ理性的言語表現を前提としている。

 ナレッジマネジメントの基礎理論(SECIモデル)に採用されたグレゴリ−・ベイ
トソンらの言語理解もこの範疇から出ている訳ではない。

 しかし、筆者は日常会話のような発話(パロール)などの多くの自然言語表現は
その中に情感に裏打ちされた主観的イメージの要素を含んでおり、寧ろアナログ知の
側面が強いと考えている。次回に続く。


                         以上
           
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 第49号   2004/3/3
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★

発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
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 KMSJの中核研究会の一つである企業評価部会”MAKE”事務局から
のお知らせです。MAKEとは、Most Admired Knowledge Enterprises の
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のknowledge活用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。

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□ 目次
[学会からのお知らせ]
◆第7回学会年次大会開催のお知らせ

[部会からの活動報告]
◆2004年第一回の
理論・企業調査研究部会・国際部会合同部会 議事録 〜前編〜
 (報告者:リコー・おじさん通信担当 松本 優)

[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆<揺さぶりコラム その3 言語表現はアナログ知か その2>
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア研究部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)

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[学会からのお知らせ]

◆3/11第7回学会年次大会開催のお知らせ
 
 平成16年3月11日(木)に、第7回年次大会を
三菱総合研究所で開催いたします。
開催要領につきましては、以下のURLをご参照ください。
 なお、年次大会申込用紙の発送をさせていただいております。
住所変更などございましたら、お早めに学会事務局まで
お知らせ下さい。

http://www.kmsj.org/20040311.htm

 お問合せ先 日本ナレッジ・マネジメント学会事務局
 〒103-0022
 東京都中央区日本橋室町3−1−10 田中ビル4階
 TEL 03-3270-0020 FAX 03-3270-0056
 kms@gc4.so-net.ne.jp


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[部会からの活動報告]

◆2004年第一回の
理論・企業調査研究部会・国際部会合同部会 議事録 〜前編〜
 
  (報告者:リコー・おじさん通信担当 松本 優)


日 時:2月26日、18.30-20.00
場 所:飯田橋のレインボービル2F会議室にて
参加者:30名
内 容:事例発表とKM学会を巡る国際化の報告
発表者:マツダ株式会社 eビジネス戦略室 ナレッジ・ワンダーランド 
    小林洋子氏
題 名:お客様とメーカーをつなぐ−マツダのコミュニティ挑戦


1.事例発表
マツダ株式会社 eビジネス戦略室 ナレッジ・ワンダーランド 
 小林洋子氏
タイトル: お客様とメーカーをつなぐ−マツダのコミュニティ挑戦−

<発表の概要>
(ここからはおじさん通信やMAKEフラッシュ等メルマガ原稿兼用のため
 議事録スタイルではなくなります)
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◆はじめに企業のプロフィール
略、右記URL参照  http://www.mazda.co.jp


◆マツダにおけるKMのスタート
2001年4月より始まった全社的な「ITによるプロセス革新」活動の中の1つ
のタスク(eビジネスのプロジェエクト)“eOffice”からKM活動が始まった。
狙いは「全社員が肩書きや組織の制約を受けることなく情報や知識を共有し、
あたかも1つのオフィスにいるかのように機能する」こと

★当初の構想はワークフローシステム、文書ライブラリー、コラボレーショ
ンツール(Webメール、スケジュール共有、在席確認、チャット/掲示板、
ホットミーティング、共有フォルダー等)のインフラを導入。
★まずオーソドックス(教科書どうり)に「各部門情報を公開し、ナレッジ
データベースを作り活用する」(文書のライブラリー化)ところからやり始
めようとしたが、まずいと気付き方向転換。
即ち、KMの三重苦と言われるデーターベースの中身(情報)が「集まらない」
(入れない)→「使えない」→「続かない」となることが予想できたため。

●そこで他社のベンチマーキング。旨くいっている会社など聞いて廻った。
★ベンチマーキングで学んだ事
成功企業は「人と人」が知識を活用・交換する場を活性化することから取り
組んでいる。

●そこでコミュニティをやろう!

◆新しいKM活動方針(2001.8〜)  (さすがハンドル切るのも速い(^.^))
「Collecting DataからConnecting People 」(これいい響きですね)
個人の知識と知識のダイナミックな交換の場を支援/加速させる活動
★KM推進チーム「ナレッジ・ワンダーランド」(通称:なれわん)の立ち
上げ
☆各部門(人事、販売、IT部門等)から関心・意欲の有る社員を募集、
ほぼ自主的にうまく数名集まった。
7名でスタート(+担当専務+KMサポート役員)
☆チーム「なれわん」の役割
・自主性に任せた「草の根運動」でコミュニティなどを展開
・部門名でなく「なれわん」の名前で全てを運営
・マネージャーは怪我をしそうなときのブレーキ役
・頼まれた時だけ経営がサポート
★チーム「なれわん」の活動
☆KM成功事例の研究と社内の啓発運動
・社外知の学習(先進企業視察、社外セミナー参加他社交流etc)
・HPを通じての社員啓発(他社事例、アンケートetc)
・全社イベントの開催(社内セミナー、討論会etc)
☆コミュニティ運営のノウハウ獲得と環境整備
・パイロット・コミュニティを通じて運営ノウハウの学習
・コミュニティ活動のためのIT基盤/環境の整備
●トップには困ったときだけ言え、後は君らに任せるという感じで好きに
させてくれた。(これはポイント)

◆チーム「なれわん」がやったこと
★「なれわん」というWebサイトの立ち上げ(自社制作)
それを通じていろいろ啓発したり、プロモーションしたり。
その中に色々なコミュニティを立ち上げた。以下に紹介


◆助け合いコミュニティ「たらとめ」(Q&Aサイト)
なんだと思います?「たらい廻しを止めよう」という意味で略して「たら
とめ」だって、愉快なネーミングですね。
中身は日々の仕事の中で社員同士が部門や職制に関係無く助け合うための
コミュニティ
☆質問が投稿、登録されるとその見出しの先頭にたらいのマークがつけられ
それが廻る
☆回答されるとたらいの回転が止まる(早く誰か回答してたらいが廻るのを
止めて!)というわけ
(なんともユーモアセンスあふれる仕掛けですね、おじさん感心)
☆庶務的質問が多かったので「庶務イッパツくん」という派生サイトもできた
●誹謗中傷などの書きこみを心配したが全く無くうまく廻っているそうです。
(たらいも(^。^))


◆専門家コミュニティ「OFS@Community」
これはIT本部から各部門に散らばっているIT推進キーマン(IT管理者)が
お互いの情報を交換・共有化するコミュニティ。
お互いの成功/失敗(コンナ質問で困った、コンナトラブルで復旧に困った、
こうしたらうまく行った等)の事例や業務の改善事例などを報告しあい良い
ものを水平展開する。
●このコミュニティには皆を引っ張るキーパーソン(専門知識も高くかつ会社へ
のコミットメントも高い人)が4−5人いて非常にうまくいっている。


◆国内販売&国内マーケ「生の市場情報」
代理店担当営業マンが市場情報を入力し情報共有化狙いのコミュニティ
半年ぐらいうまくいっていたがこのコミュニティのリーダーの販売会社出向より
尻すぼり。
●やはりコミュニティを引っ張っていくリーダーが大切ということでしょうかね


◆人事制度コミュニティ「とびうお」(2001〜2002年、期間限定)
人事制度改革に際し、一般社員の代表(ボランティア)を10名集め人事制度改革
のプロジェクト「とびうおプロジェクト」を発足させ、集まって検討すると同時
に社員が自由に投稿できる掲示板を作ってそこに途中経過を発表するなどして意
見を聞いた。
お蔭で専門家だけでは考え付かないようなアイデアも出た。
そして2003年4月に新人事制度をスタートさせた。
●このコミュニティは成功と評価している。


◆お客様情報収集狙いのコミュニティ失敗事例「デミオ主査ホッとライン」
★「デミオ」(自動車の名前)のプロジェクトとディラーの販売第一線の担当者
を結んでお客様の生の声、競合他社情報、商談状況,次期デミオへのアイデアな
どを収集しようとしたが失敗、中止。
●ディーラーにパソコンの文化がまだ普及がしてなかった。見積書作成や顧客管
理といった定型業務が主体で情報系の非定型文書を入力する事などまだ考えられ
なかった。


◆販社(お客様)とメーカーをつなぐ「でんしょバト」(2002年5月〜)
★販売実習の復活とともに『でんしょバト』の立ちあげ
一時中断されていた販売実習制度(メーカーの若手社員が販売会社へ実習と称し
派遣される)が復活。
それを機に実習生に情報を収集させて送ってもらおう併せて実習生同士のコミュ
ニケーションの場にもなるということでコミュニティ「でんしょバト」を立ち上
げた。
★「でんしょバト」の概要
☆「でんしょバト」は掲示板スタイルのウエブサイト
☆各販社にメーカーより実習生が1人づつ送りこまれ、販売現場の実習をするが
・その実習生に販社の情報や販社で対応したお客様からの情報を入力(投稿)
させる(彼らはパソコンなれている)。
・その情報がメーカーの各部門で見られ参考にする。
・逆に彼らがわからない事をメーカー(本社)に聞く、専門家が丁寧に答えて
あげる。
・送り出した職場の上司・同僚からも激励や適切なアドバイスが飛ぶ。
・実習生同士のヨコの交流も出来る。きづなも深まる。
・コの販社コンナにうまくやっているよ。良い事例の水平展開。
☆サイトでの工夫:一人一人のプロフィール、写真付で有り。
(彼は文科系か、やさしく言ってやらないとわからないな..等に役立つ)

★活用状況(約1年9ケ月間)
・書きこみ総数3170件(累計)
・アクセス数496,000回(累計)
・出勤日の1日の平均アクセス数約1000件
・書きこみ具合:延べ200名の実習生が55%、マツダ本社の人が45%

★参加者の声
実習生の声、販社(店舗)の声、マツダ社員の声も上々である
●計画時の狙いと目標は十分達成しているし参加者からも好評で成功といえる

★学んだ事
☆世話人(ファシリテーター)の果たす役割が非常に重要
☆質問を適切な回答者に知らせクイックレスポンスを保証
☆過去のQ&A話探し出しやすくFAQに整理
☆回答社のサービス意欲を維持するための仕掛けが必要
☆回答のための業務時間の確保(設計者など忙しい)
☆回答社に何らかのインセンティブを提供する制度と仕組みが必要かも

★最近の課題と対応
☆実習生が一巡し最近は新人が多くなった。当初の実習生は一緒に立ち上げ
ようと協力的。
新人は入社した時から「でんしょバト」があり、関心が低い人もいる。
→発言の少ない連中への働きかけ
☆発言内容に起因するリスクの低減(現在は常時モニター)→機密・人権・
営業方針に関するガイドライン作成


〜前編〜ここまで。後編は
◆販社セールスとのコミュニティ「アクセラオンライン」から。お楽しみに。


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[MAKE部会メンバーの寄稿]

◆<揺さぶりコラム その3 言語表現はアナログ知か その2>

(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎 秀夫)


 言語哲学の創始者フレーゲやビトゲンシュタインらが言語表現にイメー
ジを排した純粋な論理性のみを求めるのに対して、多くの心理学者は必ず
しもそうは考えていない。

 現に放送大学の講座「心理学初歩」(2002年開設)では、言語表現
の元になる思考を@言語による思考Aイメージによる思考B行為による思
考C概念による思考に分類している。

 言語の背景にある思考はイメージや行為などを含んでいるのである。

 またフレーゲらの研究はその解釈が厳密に論理的な「コンピューター言
語」を生み出す一方、フレーゲらが不完全なものと見なした自然言語研究
は、ソシュールらによって必ずしも論理的な思考だけを対象としない、研
究領域に幅の広さを持つ記号論へと発展した。

 言語哲学者の「言語表現は純粋論理的であるべきだ。」と言う主張は、
実務において純粋な論理性を要求される科学理論や商品仕様などには当て
はまるが、日常的な会話や詩、文学、ナレッジマネジメントが重視する物
語、インターネット上の柔らかい会話などに当てはまるとは到底考えられ
ない。

 わかり易く言えば、言語表現には客観性や純粋論理を表現する「デジタ
ル知」の部分と情感や主観を表現する「アナログ知」の部分が共に存在す
ると考える方が自然である。

 またこの両側面は特に日常的な会話などではその中に混在していると考
えられる。

 遠くは心理学者のカール・ユング、近くはイメージを「脳の中の映画」
と呼んだ脳神経学者のアントニオ・ダマシオらは、イメージを創造性の源
として非常に重視している。

 イメージは精神分析では無意識の中から浮かび上がり、認知心理学では
諸々の記憶の中から想起の時点で再構成されて現れるとされる。

 暗黙知の提唱者であるマイケル・ポラニ−はイメージを「直観」とか
「イマジネーション」と呼び、言語による理論表現の原型であると考えて
いた。彼は言語表現を決して「デジタル知」として限定的に解釈した訳で
はない。

 言語表現の背景にはアナログ的なイメージがあり、誰の脳の中にも
「全く同じ映画」を映し出すデジタル的な言語表現もあれば、受け手の脳
の中に「類似の映画や、時には全く主観的な映画」を映し出すアナログ的
な言語表現もあると筆者は考えている。

 ナレッジマネジメントの基礎理論が見落としている言語表現のアナログ
知の研究を今こそ復活しよう。

                            以上

           
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 [MAKEフラッシュ  メールマガジン]

 内容についてのご意見、ご感想などは以下のアドレスにお願いします。
 学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp

 Copyright(C) 2003-2004 日本ナレッジ・マネジメント学会
 All rights reserved.

 発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
 編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)



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☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
 MAKE フラッシュ
 第50号   2004/3/17
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★

発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局

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 KMSJの中核研究会の一つである企業評価部会”MAKE”事務局から
のお知らせです。MAKEとは、Most Admired Knowledge Enterprises の
略称であり、英国Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社などの一流企業
のknowledge活用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。

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□ 目次
[学会からのお知らせ]
◆第7回学会年次大会が開催されました
◆岡田先生、出版記念講演のご案内

[部会からの活動報告]
◆ナレッジマネジメントのDNAと、その伝承
 〜 知的行動 実践検証部会 第2回会合より 〜
(野村 泰子 / 十亀 学 / 八木 浩一:編)
◆2004年第一回の
理論・企業調査研究部会・国際部会合同部会 議事録 〜後編〜
 (報告者:リコー・おじさん通信担当 松本 優)

[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆<揺さぶりコラム その3  暗黙知は魔術思想か??>
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、理論・企業調査研究部会長、
  国際部会・ヘルスケア研究部会・MAKE部会担当、
  アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)

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[学会からのお知らせ]

◆3/11第7回学会年次大会が開催されました
 
 平成16年3月11日(木)に、株式会社三菱総合研究所において第7回
年次大会(年次大会長:尾原 重男且O菱総合研究所 常務取締役)が
開催されました。

 今回は「人間回復の知のシステム」を統一論題として、神野 直彦氏
(東京大学教授)による基調講演「人間回復の経済学」、山口 昭氏
(木の城たいせつ社長)による特別講演「木のこころ」ほか6つの研究
報告がなされました。

 なお、あわせて2003 MAKE-JAPAN及び研究奨励賞の表彰も執り行われ
ました。2003 MAKE-JAPANはトヨタ自動車が3年連続の栄冠に輝き、研究
奨励賞は以下の作品に贈られました。

「熟練技能をナレッジ化せよ−知の共有が新たな価値を生み出す」
  (門脇 仁著 日刊工業新聞社刊)

 今回の大会開催にあたりましてお世話になりました皆さまに心より
厚く御礼申し上げます。


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[部会からの活動報告]

◆ナレッジマネジメントのDNAと、その伝承
 〜 知的行動 実践検証部会 第2回会合より 〜

  (野村 泰子 / 十亀 学 / 八木 浩一:編