ここでは、過去に発行したメールマガジン「MAKEフラッシュ」のバックナンバーをご紹介いたします。
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MAKE フラッシュ
第04号 2002/08/15
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発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局
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KMSJの中核研究会の一つである”MAKE”事務局からのお知らせです。
MAKEとは、第5研究部会で行なわれてきたMost
Admired Knowledge
Enterpriseの略称であり、英国Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社
などの一流企業のknowledge活用状況を毎年評価する世界共通プロジェクト
です。
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□ 目次
[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆第2回KM・Asiaに参加して<その1>
(野村総合研究所 兼 アメリカパテント大学
ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)
◆第5研究部会の2年間の活動を通じて
(東芝 研究開発センター 知識メディアラボラトリー 小金沢雄一)
[KMをめぐる動き]
◆知的資本指標の国際規格化についての話題
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[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆ 第2回KM・Asiaに参加して<その1>
(第1研究部会長、MAKE部会員、野村総合研究所 兼
アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎秀夫)
7/16から18の間、シンガポールにて第2回KM・Asiaが開催され
ました。
昨年は野中先生が日本から参加されています。今年は私がキーノートスピー
カーの一人として招かれました。
米国からは有名なバックマン研究所のバックマン元会長、NASAのHolm
さん、クラリカ保険のSaint−Onge,欧州からはEUのナレッジプロ
ジェクトなどがキーノートスピーカーで参加していました。
さてシンガポールの第2回KM・Asiaでは、NASAから来た若い女性
代表がいきなり火星の表面の動画を映し出して、皆腰を抜かしました。
そもそも雰囲気は・・・、
何と英国風のフォーマルなカンファレンスで、みんなスーツを着てテーブル
クロスをかけた丸いテーブルが20個ほど用意されていて、最初は厳かな雰囲気
でした。(アメリカ流のカジュアルを想定したのですが、二日目から私も背広
に着替え、講演も背広で行ないました。翌日のワークショップ3時間の背広で
のプレゼンは、いささか疲れました。)
香港から来たスタンダードチャータード銀行の代表の女性は、講演の頭でい
きなりマーシャル・アーツの型のデモを始め、皆 なにあれ!!と言った雰囲
気でした。(このあたりから、完全に人種を超えてひそひそ話や大議論が各所
で見られ始めた。)
参加者1500人は地元シンガポール、マレーシア、インドネシア、豪州、ニュー
ジーランド、インド、タイ、香港といったところですが、メーカーに加え政府
機関や金融機関が多かったですね。
シーメンスのKMも見事なものでした。本当にコスモポリタンです。
有名なバックマン会長とプレス発表の場で色々と議論し、彼の講演も聞きま
したが、世界中の社員をイントラネット上でナレッジコミュニテイに巻き込ん
で社員の創造性を全面解放したナレッジワーカーを育てる、一杯特許をとる、
売上を上げると熱っぽく語っていました。
話題としては暗黙知はデジタル・ネット上で共有できるかとか、野中先生が
SECIモデルを発表されて7年経つので、ポスト野中研究を始めているとか
多彩でした。
尚、詳細は次回をお楽しみにお待ちください。
<第2回KM・Asia 2002の紹介>
http://www.kmasia.com/home/default.asp
<山崎さんが教授を務めるアメリカパテント大学の紹介>
PUAは10月1日開講 → http://www.patent-u.org/
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◆ 第5研究部会の2年間の活動を通じて
(MAKE部会員、
(株)東芝 研究開発センター 知識メディアラボラトリー
小金沢雄一)
2000年に本学会に入会し、第5研究部会の(KMの企業ランキングを行
うということで)募集があり、応募した。当時を振り返ると、日本で知識企業
ランキングを行うという画期的な試みであった訳であるが、「一体どうやるの
か?」、「本当にできるのか?」と、半信半疑で始めたというのが本心であっ
た。欧米では、CKO等の企業の中でのナレッジ統括員が明白であるため、ア
ンケートの回収率や回答の信憑性などは既にある程度の信頼度を得ているよう
であった。
(Teleos社 ホームページ:
http://www.knowledgebusiness.com/network/index.asp )
しかし、日本では、まず、アンケートのパネラーの選定、質問事項を問う文
章の理解のし易すさ(日本語での解釈、いや、理解しやすい翻訳という言葉の
方がふさわしいかも知れない。)、アンケートの回収、集計、ホームページを
利用した集計システムの導入、FAQ作成等を、堀座長(現在の座長は、熊谷
組 田中氏)の下で、森田理事長、高梨理事から多くの援助、ご指導賜りなが
ら、第5研究部会全員で、議論してきた。
研究部員は、皆学会員から構成されており、KM自体に理解を示しているた
めお互いの知識の出し合い、研究のアイデアを創造的に取り入れる場であり、
意思疎通やお互い持つ情報や体験を研究を通じて共体験(共同化)することが
できたのではないかと思う。
すでに、既刊済みの2001年のナレッジマネジメント研究年報中の論文、
及び2001年度と2002年度の年次大会中での発表で、詳細は報告済みで
あるが、今年度からは、第5研究部会のメンバーがKMの標準化のための企画
に携わり、他部会や一般会員の中から意欲あるメンバーが集結して第8研究部
会という名前で研究活動も開始されている。日本のMAKEの結果は、Teleos
社ホームページでも紹介されており、MAKEのアジア版を作ろうと計画中で
ある。
参考文献:
日本ナレッジ・マネジメント学会年報2001年
第3号 資料
「最も賞賛される企業はどこか?
−最も賞賛される知識企業(MAKE-JAPAN )調査報告−」
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[KMをめぐる動き]
◆ 知的資本指標の国際規格化についての話題
日刊工業新聞2002/8/7付は1面トップで経済産業省による「知的資本指標」
の策定に向けた動きを報じています。
各企業は企業価値を高めるべく、無形の知的資本の重要性に着目しています
が実際の活用方法については、自社分析の妥当性や他社との比較の困難性など
から多くが手探りの状態にあります。経済産業省は、客観的に把握しにくい企
業価値について、正確に評価できる環境を創り上げることを狙いとしています。
同省ではすでに「知的資本研究会」で知的資本の構成要素や企業評価の位置
づけを議論しており、今年度中に評価方法を確立、2003年度中に東証株価指数
のような”知的資本ベンチマーク”を策定する予定。評価方法を国際規格とし
て発信していく考えだそうです。
体系的・標準的な評価方法が確立していない領域だけに、同省の今後の動き
が注目されます。MAKE部会でも今後の活動における重要テーマの一つとし
て、同省による知的資本指標の国際規格化の動向をとりあげていく予定です。
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[MAKEフラッシュ メールマガジン]
内容についてのご意見、ご感想などは以下のアドレスにお願いします。
学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)
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