ここでは、過去に発行したメールマガジン「MAKEフラッシュ」のバックナンバーをご紹介いたします。
■INDEX
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
MAKE フラッシュ
第16号 2003/1/15
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆★★☆☆★
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
KMSJの中核研究会の一つである”MAKE”事務局からのお知らせです。
MAKEとは、Most Admired Knowledge Enterprises
の略称であり、英国
Teleos社の評価手法を用いて、Fortune500社などの一流企業のknowledge活
用状況を毎年評価する世界共通プロジェクトです。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
□ 目次
[学会からのお知らせ]
◆第6回学会年次大会開催のお知らせ
◆新年度、拡大第一回第1研究部会開催のお知らせ
[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆コラム ポスト野中へのアプローチ その1
(第1研究部会長、国際部会、MAKE部会、
アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎
秀夫)
=================================================================
[学会からのお知らせ]
◆ 第6回学会年次大会開催のお知らせ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
来る平成15年2月18日(火)に、第6回年次大会が東京コンファレンスセン
ターで開催される運びとなりました。
開催要領につきましては、以下のURLをご参照ください。
http://www.kmsj.org/schedule.htm
大会への申し込み方法は、こちらから発送させて頂きます。参加申込書に
ご記入の上、学会事務局へFAXして頂く形を予定しております。
お問合せ先 日本ナレッジ・マネジメント学会事務局
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町3−1−10 田中ビル4階
TEL 03-3270-0020 FAX 03-3270-0056
kms@gc4.so-net.ne.jp
◆ 新年度、拡大第一回第1研究部会開催のお知らせ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
学会からのお知らせです。来る1月22日(水)に第1研究部会が開催さ
れます。主催する第1研究部会の山崎部会長からの案内を以下に掲載いたし
ます。
皆様、明けましておめでとうございます。第一研究部会座長の山崎秀夫です。
今年も宜しくお願い致します。
さて新年度第一回研究会を開催しますのでこぞってお申し込みください。
今回は外部講師ですので、第一部会に限らず全会員の皆様が参加できます。
知識コミュニテイは昨年6月米国政府発行の「cognitive
technologies for
human improvement」のレポートの中でハイブマインド(巣の集合精神)と表現
されており、欧米ではナレッジマネジメントの第二段階のキラーアプリケーショ
ンとして、現在大変な盛り上がりを見せています。
知識コミュニテイは日本企業が得意とする集団主義をネット上で実現する試み
と考えられます。
知識コミュニテイは日本でも昨年末、一ツ橋大野中先生の解説付きの翻訳本が
出版されるなど、次第に盛り上がりを見せています。
今回は大手金融機関住友生命が昨年一年間かけて立ち上げてきた13,000人の
大規模な日本での知識コミュニテイの成功事例の発表です。
1、開催日 平成15年1月22日(水) 18:30〜20:00
2、開催場所 インテリジェントロビールコ D会議室
東京都新宿区揚場町2−1軽小坂MNビル
TEL 03-3266-9311
※会場地図は以下のURLを参照して下さい。
http://www.kmsj.org/ruko.gif
3、講演者 住友生命相互会社 営業企画課 竹内さま
4、題名 住友生命の知識コミュニテイ事例
5、概要
住友生命では2001年秋より全社員13,000人の知識コミュニテイ
をネット上で立ち上げ、営業サポートを行っている。
知識コミュニテイとしての横糸の水平な社員関係、公式組織の参加など
縦糸の関係、更にコミュニテイ・ファシリテーターのあり方などポスト野中の
課題であるコンテキスト・マネジメントの萌芽型が語られる。
取り分け同社はニックネームを使って水平な社員交流を実現しており、
新しいコンテキスト・マネジメントの形態として注目される。
6、参加希望連絡先
副部会長 杉浦さん宛 tadashi_sugiura@nifty.com
※メールには「KM学会1月22日第1研究部会に参加希望」
と必ず明記してください。
注) 私は住友生命の事例をカナダのクラリカ保険の事例(これもH.セイ
ント・オンジーが北米で出版しており爆発的な売れ行きを見せており
ます。)と比較したレポートを正月書いておりました。
アメリカパテント大学 山崎秀夫
-----------------------------------------------------------------
[MAKE部会メンバーの寄稿]
◆ コラム ポスト野中へのアプローチ その1
(第1研究部会長、国際部会、MAKE部会、
アメリカパテント大学 ナレッジMBAスクール 教授 山崎
秀夫)
欧米企業では第一世代のKMであるデータ-ベースつくりのブームが去って、
人中心のKM第二段階が始まっている。第一世代の掛け声は「暗黙知の表出化」
であった。一方第二世代の中心はe−leariningであり知識コミュニテイ
である。
KMの中心が人に回帰する中で「暗黙知の表出化」に代表される野中理論へ
の反省的な見直しが、すこしずつではあるが欧米の学者や実践家の間で広範囲
に始まっている。
英国のデーブ・スノードンはこれを「ポスト野中」の動きと呼んでいる。
彼は野中理論の有効定義域の外に飛び出す理論的検討をイメージしている。
本コラムでは「ポスト野中」をテーマに我が国でも議論を始めたいと思う。
飽くまでも野中博士の偉大な業績には敬意を払うとして、それを超えた新し
い地平を考える事としたい。
さて筆者が今回述べるのはネット上のソーシャル・キャピタル形成に係わる
「単純接触の原理」である。
欧米企業で現在、ネット上での人間関係つくり(ソーシャル・ネットワーク)
が注目されている。国境を越え、多様な文化を抱える個性的な社員の間で知識
交流(問題意識やノウハウの交換)を行い、競争優位を確立するために多くの
企業が全力でネットの上でコミュニテイ・オブ・プラクテイス(知識コミュニ
テイ)構築に取り組んでいる。
恋愛でも同じだが一般にネットの上での人間関係はフェースツーフェースより
も進行が早いと言われている。また極めて広域的な範囲に渡って人間関係が構築
できる。
私はこの具体事象を韓国の大統領選挙に見ることができると考えている。
実際、昨年の韓国大統領選挙においては、20代、30代の多くの若者がネット
上で激論を戦わして、選挙の前日パートナーが突然支持を撤回し、ピンチにたった
ノ・ムヒョン候補に対するうねりのような投票行動を巻き起こした。
ネット上で人々の早い集団的な意思決定と広範な行動が見られたのである。
これを説明するのが「単純接触の原理」である。戦後の我が国で恋愛結婚が
普及したとき、社内結婚や学生時代の延長のカップルが圧倒的に多数だったと
言われている。ある企業では社内結婚率が一時期70%を越えていた。
お互いがお互いを信頼し、打ち解けるのは一般に接触の回数に比例すると言う
説がある。これが「単純接触の原理」である。
別に男女とも手近で済ませたわけではなく、「単純接触の原理」が働いただけ
の話なのである。
ネットではこの「単純接触の原理」が働き、短い間に多数の接触が行われるため
関係つくりがフェースツーフェースよりも早く、また広範囲に進む。
だからネット恋愛はスピードが早いと考えられる。これはビジネスも同じである。
<アメリカパテント大学教授 山崎秀夫>
PS.
この議論に賛否両論の投稿を期待いたします。
================================================================
[MAKEフラッシュ メールマガジン]
内容についてのご意見、ご感想などは以下のアドレスにお願いします。
学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田)
編集:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)MAKE事務局(川又)
|