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No.109 2017年5月31日発行

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   日本ナレッジ・マネジメント学会メールマガジン 
   第109号  2017/5/31
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 編集・発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局

□ 目 次

◆理事長挨拶
◆日本ナレッジ・マネジメント学会第20回年次大会の詳細報告
◆経営関連学会協議会から公開パネルディスカッションのご案内
◆学会誌『ナレッジ・マネジメント研究』第16号の投稿募集 (延長)

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◆理事長挨拶
(本学会理事長 久米克彦)

 私は去る3月18日に東京経済大学で開催された理事会及び第20回会員総会で
理事長となりました。創始者で初代理事長の森田松太郎氏、二代目理事長の
花堂靖仁氏の後を受け、その任の重さを今更ながら感じている次第です。

 そこで当学会の設立の背景や役割、今後会員のために何をなすべきかについ
てお話ししたいと思います。

1.来年2月に当学会は設立20周年を迎えます
 日本ナレッジ・マネジメント学会は、1998年に当時朝日監査法人(現あずさ
監査法人)の代表であった森田松太郎氏が三菱総研の奈良久彌氏、日本総研の
花村邦昭氏、更に三和総研の山本信孝氏らと語らい、知識経営を日本で企業に
普及させるべく設立したものです。従って来年2018年2月で設立20周年を迎えます。

2.ナレッジ・マネジメントの由来はドラッカーにあります
 ナレッジ・マネジメント(以下KM)は知の共有・創造プロセスを通じて組織
にイノベーションを促進させる経営手法です。従来の経営手法と比して、組織
の知(知識、知恵、経験)に着目している点で大きく変わります。米国企業が
ベンチマーキングやベストプラクティスの経営手法を採っても所期の目標を達
成できず、色々な試行錯誤の結果、1987年のマルコムボルドリッジ国家品
質賞の創設、1995年のAPQCによる「ナレッジ・シェアリング」の概念導入に至
りKMの嚆矢というべきでしょう。即ち「知」に基軸を置くことでイノベーショ
ンを促そうというものです。その意味でKMを知識経営と理解するとその本質が
よく分かります。因みに「ナレッジ(knowledge)は今日唯一の意K義ある資産
である」はP.F.ドラッカーの言葉ですが、更に「ナレッジの生産性を上げるこ
とこそ、経営者の責任だ。」と言っています。まさにKMはドラッカーの知識重
視の認識に由来しています。
 その後のKM研究の主流は「知の共有」から「知の創造」プロセスに力点が置
かれるようになってきています。

3.当学会の役割と今後の方向
 当学会は幅広い観点からKMの研究・調査を行い、社会に発信、貢献すること
を目的にしております。また当学会会員による日常的な活動現場として研究部
会があります。現在7つほどが稼働しています。特筆すべきは野中郁次郎先生
の組織創造理論に基づいた企業イノベーションの研究部会が2つあります。ま
た野中先生は以前から「イノベーション共同体の創造」を提起されています。
企業単独の枠内だけの実践ではイノベーション効果が不十分な現実に鑑み、地
域を軸とする複数の企業群、国・自治体、大学、NPO・NGOなど産官学民で多く
の知を結集し、世界に発信するイノベーションコミュニティの重要性を説いて
おられます。いわゆるソーシャルイノベーションですが、今後の新たなKM実践
方向として試みられています。当学会の20周年記念イベントでもこのテーマ
を取り上げていく積りです。

4.海外活動はKnowledge Management Global Network(KMGN)を軸に活発化します
 現在当学会はKMGNに2年前に参加し、9か国のKM組織がネットワークを構成
し、お互いに会員に利便を供与することにしました。WEBによる情報・人の交流、
講師の派遣、各国イベントへの参加利便性の供与などです。9か国とはシンガ
ポール、タイ、オーストラリア、香港、インド、ロシア、アメリカ、フランス、
日本です。

5.会員のためにKM学会が考えていることは(課題と問題意識)
 当学会が本当に社会的存在意義を持つためには、KM研究・実践を通して社会
への影響力を高めていく中で、また自らもイノベーションを実践出来る組織と
なる必要があります。
即 ち理事会・事務局体制を強化していくことが必要です。これまで花堂理事
長の下で活性化委員会を組織し、対応策を議論してきました。会員増強のため
に1)事務局体制の強化、2)ホームページの改定と学会メディア・コンテン
ツの整備、3)企業との共創機会の増強など課題や問題意識を明確にしました。
これらは何れも簡単ではありませんが、一つひとつ具体的に解決していくなか
で会員の皆様がKM研究・調査・実践活動をより効率的に行えるよう環境を出来
るだけ整えていく所存です。

 

◆日本ナレッジ・マネジメント学会第20回年次大会の詳細報告
 (日本ナレッジ・マネジメント学会事務局)

 第20回年次大会の写真付きの詳細報告書をまとめました。
 今回は、午前の部は各担当理事に概要を報告して頂き、午後の部は各パート
の報告者に発表の概要を、司会に受け持ちパートのコメントをお願いしました。
19頁におよぶ力作となっておりますので、皆様ぜひご覧ください。

●この報告書作成に当たり、概要報告を執筆していただいた方
(文章の後ろにカッコ書きで名前を書いてあります)
*午前の基調講演、特別講演は田中孝司専務理事 
*午前のパネルと午後パネルAは山崎秀夫副理事長、
 パネルBは矢澤洋一専務理事と共同司会者の河田卓氏
*Aトラックの2報告は発表者+大西幹弘副理事長
*Bトラックの前半は発表者+加藤鴻介理事
*Bトラックの後半を発表者+植木真理子先生
*写真は大部分松本ですがBトラックは安部博文理事にお願いしました。
*総合編集はメルマガ編集長の松本優理事です。

●詳細は⇒ http://www.kmsj.org/archive/magazine109_1.pdf

 

◆経営関連学会協議会から公開パネルディスカッションのご案内
(本学会専務理事、経営関連学会協議会 副理事長 植木英雄)

 本学会も加盟している経営関連学会協議会では、公開パネルディスカッション
を6月4日午後から明治大学で行うことになりました。下記にその概要をご案内
いたします。

【公開パネルディスカッション】
テーマ: 組織の活性化とイノベーションを促進するダイバーシティ・
     マネジメント―グローバル人財育成の施策と課題―

開催場所:明治大学駿河台研究棟2階第9会議室
開催日時:2017年6月4日(日) 午後2時10分?4時30分
講師:異文化経営学会会長 馬越恵美子教授(桜美林大学,日本学術会議連携会員)
富士ゼロックス株式会社人事部人事企画チーム長 井野博之氏
司会:植木英雄氏 (経営関連学会協議会 副理事長)
参加費:無料

 登壇者の講演後にパネル討論を行い、最後に参加者を交えて質疑・討論の場
を持ちます。また、終了後に登壇者を囲み懇親会(無料)の場を設けます。
皆さま、お声掛けをして頂きまして、奮って自由にご参加下さい。

詳細は、講演会ポスターをご覧願います。
【PDFへの直接リンク】http://www.jfmra.org/doc/jfmra170604.pdf
ご参加を希望される方は、会場、資料の準備上、小職までご連絡願います。
連絡先:uekimhk@jcom.zaq.ne.jp

 

◆学会誌『ナレッジ・マネジメント研究』第16号の投稿募集(延長)
(『ナレッジ・マネジメント研究』 編集委員会世話人 植木英雄)

 学会誌『ナレッジ・マネジメント研究』第16号の投稿(論文,研究ノート,
ケース・スタディ)を募集 (延長) いたします。

 投稿規程と執筆要項(学会ホームページリンク先に掲載)に基づき、2017年
7月31日(月)必着で投稿原稿とメディアを本学会事務局 学会誌編集委員会宛
てに送付してください。

 なお、投稿を希望される方は、6月30日(金)までに投稿の意思と題名を編集
委員会まで事前にメールでお知らせ願います。
 第16号より、ケース・スタディの投稿も募集いたします。分量は完成原稿
10頁-14頁以内で結構です。

 会員(企業人、研究者)による実践事例に関する投稿を歓迎いたします。
会員の皆さんの奮っての投稿をお待ちしております。

 なお、2017年4月から学会誌編集委員長が加藤教授に代っております。
引き続き、よろしくご協力をお願いいたします。

『ナレッジ・マネジメント研究』投稿規定
 http://www.kmsj.org/news/nenpou_kitei.pdf
『ナレッジ・マネジメント研究』執筆要項
 http://www.kmsj.org/news/nenpou_youkou.pdf

送付先:日本ナレッジ・マネジメント学会事務局 学会誌編集委員会 宛
    kms@gc4.so-net.ne.jp
以上。

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<編集後記>
メルマガの内容についてのご意見、ご感想及びメールアドレスの変更などは
以下のアドレスにお願いします。          (編集長 松本 優)

学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp
編集・発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田 隆夫)
問合先 日本ナレッジ・マネジメント学会事務局
TEL:03-3270-0020 E-Mail:kms@gc4.so-net.ne.jp
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町3-3-3 CMビル9階
E-Mail:kms@gc4.so-net.ne.jp