No.123 2019年5月10日発行 | 日本ナレッジ・マネジメント学会

メールマガジン

No.123 2019年5月10日発行

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日本ナレッジ・マネジメント学会
メールマガジン 第123号 2019/5/10
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■■目 次■■
◆第22回年次大会開催のお知らせ
◆実践ナレッジ・イノベーション研究部会開催のご案内
◆第46回知の創造研究部会のご案内
◆新産業革命(AI、オープン、多様性等)研究部会開催のご案内
◆経営関連学会協議会主催6/15公開講演会のご案内
◆学会誌第18号投稿の募集案内
◆経営関連学会協議会発行電子英文ジャーナルへの投稿論文の募集
◆AI(人工知能)を包含するEmbedded Knowledge(埋め込み知)と言う
  視点_第10回_人工知と埋め込み知
◆本学会事務局からの年会費お振込みのお願い
◆編集後記
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◆日本ナレッジ・マネジメント学会 第22回年次大会のご案内
(大会実行委員長・本学会理事 野村恭彦)

第22回年次大会は、金沢工業大学(KIT)虎ノ門大学院キャンパス13階
にて、6月9日(日)に開催いたします。
大会テーマは「AI時代のナレッジ・マネジメントのありかた」です。
本大会のテーマは「AIは目に見えない社会システムとして、人間を管理
するようになるのか?」それとも「AIがロボットのような形で個体としての
アイデンティティを持つことによって、人間世界に順応するようになるの
か?」という大きな問いかけで始まります。

前者の世界観は、AIが圧倒的な形式知によって人間を管理しますので、
一人ひとりの人間の意思は重視されにくくなる反面、エネルギー利用や
交通の最適利用など、社会の全体最適が達成されやすくなります。
後者の世界観では、AIは人格や経験に基づく暗黙知を持つようになり、
人間と協力して意思決定をします。そのため、全体最適の達成よりも、
人間と新たな価値を協創することが重視されます。

さてあなたはどちらの世界観を支持しますか?本大会で議論したい点
は、AIの社会実装の「あるべき姿」によって、ナレッジ・マネジメントの
あり方がまったく違ってくるということです。そして、このような議論を深
めるために、本大会でも昨年度の大会から始めたダイアローグセッシ
ョンを行います。

ダイアローグセッションでは、テーマ提供者からテーマについての解説
を行い、発表者からテーマについて短いご講演を頂き、テーマ提供者
と発表者、フロア(参加者)との間で対話を行います。対話の場を創る
ことによって、各セッションのテーマを自分の身近に引きつけ、知の
共創を促進します。

本大会の特別講演には、経済産業省 商務情報政策局情報産業課
ソフトウエア産業戦略企画官 博士(工学)和泉憲明氏、および、
日本アイ・ビー・エム株式会社 AIコンピテンシーセンターグローバル・
ビジネス・サービス事業部 鈴木至氏に登壇いただき、特別講演に
続く午前の部では、「AI時代のナレッジ・マネジメントのありかた」を
テーマとするダイアローグセッションを行います。
昼食、総会を挟んで午後の部では自由論題の発表やダイアローグ
セッションを行います。

大会終了後は、虎ノ門ヒルズ4階のスペインバルジローナで懇親会
を開催いたします。
知を共創する場への皆様のご参加をお待ちしております。

第22回年次大会開催要項
1.開催日時: 2019年6月9日(日)10:10-17:25
2.会場: 金沢工業大学(KIT)虎ノ門大学院キャンパス13階
3.大会実行委員長: 野村恭彦(金沢工業大学大学院教授)
4.大会テーマ: 「AI時代のナレッジ・マネジメントのありかた」
5.大会スケジュール

大会プログラム詳細はこちらをご覧ください。
http://www.kmsj.org/wp/wp-content/uploads/2019/05/123_2.pdf

参加費: 一般1,000円、会員無料(当日入会者含む)
懇親会参加費: 3,500円
参加申込: Peatix(https://kmsj2019.peatix.com/
にアクセスして頂き、お名前、メールアドレス、ご所属をご記入
の上、大会および懇親会参加登録をお願いします。

※Peatixを利用されない方は、お名前・ご所属を明記し、上記の
金額を確認した上で、以下口座に振込みをお願い申し上げます。

懇親会費振込先
1.銀行口座:口座人名「日本ナレッジ・マネジメント学会」
  ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店
  当座預金 口座番号 0392470

2.郵便振替口座:口座人名「日本ナレッジ・マネジメント学会」
  早稲田大学前郵便局 00190 - 4 - 392470
登録締切:2019年5月31日(金)
以上
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◆2019年度第2回実践ナレッジ・イノベーション研究部会
開催のお知らせ
(本学会専務理事・実践KI研究部会長 西原文乃)

2019年5月15日(水)18:30~ 於:一橋講堂特別会議室101-103
第2回目の研究部会を5月15日に開催いたします。平成から令和へ
の継承のタイミングで、お話を頂く講師がまだ確定しておりません。
確定いたしましたら、Facebookとメールでご連絡させて頂きます。

ご自身の取組みについて発表をして頂ける方がいらっしゃいまし
たら、ご連絡を頂ければありがたく存じます。
講師が決まらない場合には、野中先生のご著書から企業事例に
ついて読んで対話をするアクティブ・ブック・リーディングを真似て
みたいと考えております。よろしくお願い申し上げます。

また部会終了後は、いつものHASSO CAFEで懇親会を予定して
おります。参加費は3000円です。こちらも併せてご参加ください。

日時:2019年5月15日(水)18:30スタート
場所:一橋講堂 特別会議室101―103
講師・テーマ:未定
懇親会:HASSO CAFE(会費3000円)
お申し込みはこちらから
フォームメーラー:https://ssl.form-mailer.jp/fms/9a697328619554
Peatix:http://ptix.at/bayZOr
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◆第46回知の創造研究部会のご案内
(本学会専務理事・知の創造研究部会長 植木英雄)

第46回知の創造研究部会は、6月28日(金)18時15分から拓殖大学で
行います。ゲスト講師として、総合研究大学院大学特任准教授の
西中美和先生をお招きします。

西中先生は6月6日に人工知能学会で「Well-Beingを目指す未来価値
共創とAI」のセッションを企画されております。
今回は人工知能学会での企画、およびこれまでの研究も踏まえて
「知識社会の地殻変動とナレッジ・マネジメント:グローバル化、SNS化、
人工知能」について講演をして頂きます。

大きく変化を続ける知識社会において、どのような知識およびナレッジ・
マネジメントが求められているかを参加者の方と共に考えるという内容
です。そのため、講演・質疑応答の後、参加者の皆さんとのダイアローグ
で知の共創に向けて、気づきやコメント交流の場を共有します。

西中先生は、日本IBMで情報システム関連の専門職を長年歴任され、
慶応大学大学院経営管理研究科で修士(経営学)を取得後に、北陸先端
科学技術大学院大学で博士(知識科学)を取得されました。現在は、総
合研究大学院大学で教鞭をとられています。集団での革新的な知識共創
プロセスにおけるリーダーシップの研究では第一人者と言われています。

メゾレベルのWell-beingを考慮した未来共創のための方法論については、
当学会の年次大会でも発表されます。今回の講演会では、これらの先端
研究の成果をナレッジ・マネジメントの視点から解説をして頂き、今後
の課題と方向について参加者の皆さんと意見交流を図りたいと思います。
どなたのご参加も歓迎です。ご参加の申込みをお待ちしております。

【第46回知の創造研究部会のプログラム】
日時:6月28日(金)17:50より受付、開始18:15~20:20
    終了後懇親・交流会
会場:拓殖大学文京キャンパス C館514教室予定
(丸の内線茗荷谷駅より徒歩3分)
キャンパスマップURL
https://www.takushoku-u.ac.jp/summary/bunkyo-campus.html

<講演のテーマ>
西中美和 先生(総合研究大学院大学 特任准教授)
テーマ:「知識社会の地殻変動とナレッジ・マネジメント:グローバル
化、SNS化、人工知能」

参加費:資料代・交流会費として千円(軽食とお酒類、各種飲み物付)
研究会へのお申込みは準備の都合で6月17日迄にお知らせ下さい。
植木部会長宛てuekimhk@jcom.zaq.ne.jp

参考図書:
共著『価値創出をになう人材の育成―コトつくりとヒトつくり』
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◆新産業革命(AI、オープン、多様性等)研究部会
(本学会理事・新産業革命研究部会長 田原祐子)

新元号『令和』第1回目の研究部会は、来たる5月21日(火)に
開催致します。
アクセンチュア株式会社が提供する「アクセンチュア・イノベーショ
ン・ハブ東京」を訪れ、新たなイノベーションを生み出す拠点と
世界との連携、支援や、見て・触れて・感じるデモ展示などを実際に
見学できる又とない機会です。是非、奮ってご参加ください!

■テーマ
アクセンチュア - イノベーション・ハブ東京見学 
~お客様と共にさらなるイノベーション創出する「場」から学ぶ~

■プログラム
1.アクセンチュア会社紹介
2.アクセンチュアのDX戦略  
3.アクセンチュアのナレッジマネジメント 
4.イノベーション・ハブ東京の見学
5.質疑応答、ディスカッション
(終了後、別途近隣で懇親会を予定)

■開催場所:港区三田1-4-1 住友不動産麻布十番ビル 8F / 9F
・都営大江戸線・東京メトロ南北線「麻布十番駅」より徒歩6分
・都営大江戸線「赤羽橋駅」より徒歩4分
https://www.accenture.com/jp-ja/accenture-innovation-hub-tokyo

■開催日時:5/21(火)18:30
建物1階に18:20集合の旨、お時間厳守願います。

■講師ご紹介
アクセンチュア株式会社戦略コンサルティング本部/人材・組織
変革プラクティス統括 マネジング・ディレクター 宇佐美 潤祐 氏
アクセンチュア・ジャパン全体の人材組織変革統括責任者。
デジタルトランスフォーメーションを中核にした人材組織変革をリード。
東京海上、20年の戦略コンサル経験(BCG13年)と Fast Retailing
Management and Innovation Center担当役員の経営実務経験を有する。

■参加費:部会参加は無料(終了後に近隣で行う懇親会費は、当日
会場にて実費精算します。3500円程度を予定しています)

■注意事項:アクセンチュア社と同業種の方の参加はご遠慮ください。
何卒ご賢察願います。

◆お申し込み:
以下のURLにアクセスし、必要事項をご入力の上お申し込みください。
https://kmsj20190501.peatix.com

◆締切:5/18(土)
参加人数は会場の関係で、25名までとさせていただきます。
また、〆切後のキャンセルはできかねます。

皆様のお申し込みを、心よりお待ちしております!
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◆経営関連学会協議会主催6/15公開講演会のご案内
(経営関連学会協議会副理事長、本学会専務理事 植木英雄)

本学会が加盟する経営関連学会協議会では、6月15日(土)に
明治大学にて公開講演会を下記の要領で開催します。
SDGs時代のESG投資にみる非財務情報(インタンジブルズ)への
対応、
統合報告ガイドラインから考察する統合思考と価値創造への取り組
みへの関心は世界的に益々高まっております。

そこで講演会では、『統合思考とESG投資ー長期的な企業価値共創
の創出メカニズムを求めてー』を昨年文眞堂より編著で上梓された
法政大学の長谷川直哉教授に講演をして頂きます。
多くの皆さんのご参加をお待ちしております。

【講演会の概要】
開催日時:6月15日(土)14:10ー16:00 (講演後に質疑討論))
会場:明治大学駿河台研究棟2階第9会議室
(リバティタワー奥のビル)

講演テーマ:
「SDGs時代の統合思考とESG投資ー価値共創の創出を目指して」
講師:長谷川直哉氏
    (法政大学人間環境学部・大学院公共政策研究科教授)
司会:植木英雄氏(経営関連学会協議会副理事長)

参加費:無料
(終了後に懇親・交流会を行います、登録者は無料で参加頂けます)
申込み先:6月8日までに懇親会への参加の有無も含めて
下記までお申込み願います。
jfmra.event@gmail.com

備考:詳細プログラムは、本協議会のHPに掲載されているポスター
のPDFリンク先を参照願います。 
http://www.jfmra.org/doc/20190615.pdf
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◆学会誌第18号投稿の募集案内
(『ナレッジ・マネジメント研究』編集委員長 加藤鴻介)

学会誌第18号の投稿(論文、研究ノート、ケーススタディ)を
募集致します。

応募に際しては、本学会誌の投稿規程と執筆要項(下記 学会ホーム
ページリンク先に掲載)に基づき、投稿原稿とメディアを
本学会事務局・学会誌編集委員会宛kmsj@ibi-japan.co.jp
CC 加藤編集長katohkoh@gmail.comに2019年11月30日(土)必着で
メール添付ファイルにて送付ください。
まだ先のようですが、できるだけ早目の投稿を歓迎いたします。

なお、第18号から、事例研究についての投稿は原則としてケース
スタディに分類して頂き、応募の際に「ケーススタディ」と明記して下さい。
原稿のページ数は10頁~14頁とします。特に企業人、研究者の会員
各位による実践事例に関するケーススタディの投稿を歓迎します。

『ナレッジ・マネジメント研究』投稿規程
http://www.kmsj.org/wp/wp-content/uploads/2018/11/119_2.pdf
『ナレッジ・マネジメント研究』執筆要項
http://www.kmsj.org/news/nenpou_youkou.pdf
 
送付先:日本ナレッジ・マネジメント学会事務局 学会誌編集委員会 宛
〒162‐0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町518 司ビル3F
国際ビジネス 研究センター 内
E-mail: kmsj@ibi-japan.co.jp  CC: katohkoh@gmail.com

会員の皆様の奮っての投稿をお待ちしております。
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◆経営関連学会協議会発行電子英文ジャーナルへの投稿論文の募集
(JJM誌編集委員、本学会専務理事 植木英雄)

査読付き電子版英文ジャーナルJJM誌は既に第6号が発行されており
ます。本学会員は、本協議会加盟学会ですので、単著、共著の英文論文
を投稿できます。

原稿の使用言語と文字数は英文、6,500語程度です。
JJM第7号論文投稿締切は2019年7月31日(水)です。早めの投稿が
歓迎されます。

規程・執筆細則・各種様式については、電子版英文ジャーネルの投稿
規程【改正版】(PDF)、執筆細則(PDF)、投稿申込書(Excel)を参照
願います。
http://www.jfmra.org/jjm/submit.html
申込みの際には本学会の所属を明記してください。
Best Paperには毎年審査 の結果Best Paper Award賞が授与されます。

送付先:jjm@jfmra.org
経営関連学会協議会 電子版英文ジャーナル編集委員会
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◆AI(人工知能)を包含する Embedded Knowledge(埋め込み知)
と言う視点_第10回 人口知と埋め込み知
(本学会副理事長 山崎秀夫 )

新しい産業革命が始まったという認識が国連経済社会理事会認定の
国際機関であるスイスのダボス会議(世界経済会議)を契機として世界
中に広まり始めて以来、AIが大量の知識を作り出したと言う認識(人工知)
もまた、広まっています。

例えばISO30401によりナレッジ・マネジメントの国際標準を作り上げた
イスラエルのKM学会も人工知を知識として認識しています。筆者は先日
行われたKMGN(世界11か国によるKMの連合会議)においてISO30401
制作のリーダーであるイスラエルのモリア・レビー博士により…

(以下、全文はこちらのリンクをご覧ください。)
http://www.kmsj.org/wp/wp-content/uploads/2019/05/123_1.pdf
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◆本学会事務局からの年会費お振込みのお願い

当学会の2019年度年会費について、下記の振込口座に
お名前・ご所属を明記の上、お振込みをお願いいたします。

1.銀行口座:口座人名「日本ナレッジ・マネジメント学会」
ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店
当座預金 口座番号 0392470

2.郵便振替口座:口座人名「日本ナレッジ・マネジメント学会」
早稲田大学前郵便局 00190 - 4 - 392470

本学会へのお問い合せ先:
日本ナレッジ・マネジメント学会事務局リエゾンオフィス
〒162‐0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町518 司ビル3F
国際ビジネス研究センター 内
電話:03-5273-0473 E-mail:kmsj@ibi-japan.co.jp

学会HP:ご入会についての詳細はこちらをご覧ください。
      http://www.kmsj.org/intro/page-30/
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◆編集後記
美しい元号のもと、新たな時代に期待がいっぱいですね。
来たる第22回年次大会は、令和元年の節目の大会となります。
多くのかたにお越しいただけることを願っております。

さて、次号第124号の投稿原稿の締め切りは6月1日(土)です。
発行は6月11日(火)を予定しております。
投稿を希望される場合は、後述の注意事項に沿ってメールにて
ご依頼願います。

【送付メール先】かならず両名宛にお送りください。
植木専務理事 uekimhk@jcom.zaq.ne.jp
町井幹事 assemblage.llc@gmail.com

【メルマガ掲載希望原稿の依頼の方法/投稿のガイドライン】
・基本的に、送付頂いた原稿をそのまま使用致します。
・「本文」に加えメルマガ目次に使用するための「タイトル」を示し、
 地図情報等は、URL先を付けて添付ファイルにて送付願います。
・締切期日を厳守でお願い致します。締切を超えた場合は、
 編集の都合で掲載出来ませんのでご了承下さい。
・締切後の原稿修正には応じられません。完成原稿を送付願います。
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編集:日本ナレッジ・マネジメント学会メルマガ編集幹事 町井美也子
監修:広報・メディア担当専務理事 植木英雄
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会広報委員会
配信:日本ナレッジ・マネジメント学会事務局リエゾンオフィス